おはようございます。
先日行われた西鉄電車まつりの検修庫内で展示されていた行き先表示機。用意されていたのは5000形、6000形そして3000形の幕が用意されていました。その中でも5000形の幕については、そこの担当者の方がよく幕回しをしてましたのでいろいろな行先を見ることができました。実際の車両に装備されていた方がが面白いんでしょうが、私自身が見たことのないものを見れたのでラッキーでした。(※ちなみにこれから上げる順番は幕に設定されている順番とは異なります。)
まずはよく見られる行先から、まあよく見られるんであんまりここでは撮影しようとは思わなかったのですが写真のデータにあったのでアップしました。1枚目の花畑行き急行はおそらく下りの急行で一番本数が多い行き先ではないでしょうか。
2枚目は天神から太宰府へ直通する急行。これは平日の9時台と土休日の午前中によく見かけます。ちなみに太宰府行き急行で5000形が充当されやすいのは休日の12時前に天神を出発る列車が唯一です。(もちろん代走であればほかでも見られます。)そして最後が大牟田行きの急行、こちらは現在は平日ダイヤの日中でよく見ることができますが、土日だと夜間のみなので少しレア度高めな気がします。
続いての2つは定期列車ではあるものの、本数が上の2つよりかなり限られており見る回数も非常に少ない列車です。まず普通柳川行きは早朝もしくは夜にしかなく、特に天神口では1日に数本のみとなっています。2つ目の筑紫行き急行も平日に朝ラッシュ運用の入庫を兼ねた列車で数本設定されており、なかなかお目にかかる機会は少ないです。が、毎日走ってるので見ようと思えばいつでも見られます。
続いては定期列車では存在しない行き先です。こういうものになるとオタクとしてテンションが上がってしまうところですね。西鉄の面白いところとして久留米行きというのがどの種別においても存在しません。隣のJRは久留米行きというのをよく見ますが、西鉄の場合そのお隣の花畑行きになります。そして、その花畑のお隣にあるのが試験場駅。来春に駅名改称が予定されているこの駅であるため、この行先表示も非常に貴重なものになるかと思います。ちなみに試験場前行きは普通も合わせても定期ダイヤでは存在しない行き先です。
最後は廃止された種別たちです。まずは快速急行から、これは西鉄天神大牟田線でかつて朝のラッシュに遠近分離のために設定された種別で、今ではない8両編成での運転がなされていたようです。つい10年ちょっと前まで走っていたようで見てみたかった種別です。上りしかなかったため下りで快急の表示は設定されていません。
その代わりに設定されていたのが「直行」という種別。これは他の鉄道会社ではなかなか見られない変わり種の種別ですね。朝ラッシュ時に運用された編成を筑紫の車両基地に返却するための回送を旅客化したものだったそうです。これがさっき上げた現在の筑紫行き急行の元なのかもしれません。
最後は謎の「直行|花畑」、これは3000形の種別表示機です。5000形と違って種別と行き先が別になっているため、このようなあり得ない種別と行き先のコラボも見られます。
さて、いかがだったでしょうか。まあ西鉄のコアなファンというか古参のファンが喜びそうなものばかりですが、こういうところが鉄道まつりの見どころでもありますね。個人的にはどこかのタイミングで快速急行が復活してほしいんですがね、、、
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