こんにちは。
西鉄天神大牟田線は西鉄の主要幹線であり、その路線自体もかなりの長さがあります。そのため、日中は平日であれば急行、休日であれば特急が毎時2本通しで走る以外は基本的に南北で運転系統が分断されています。とくに北部エリアに関しては天神大牟田線の利用者の約7割が集中しており、そのエリアのダイヤ非常に細かく組まれています。
今回は以前の記事に続き三国が丘で撮影した普通列車からそのダイヤを少し覗いてみようと思います。福岡天神の時点で見ると日中は特急が2本/h、急行が4本/h、普通が6本/h(平日は特急が0本/h)となっています。それがだいぶ南下してきて三国が丘時点になると特急(三国が丘は通過)2本/h、急行が毎時2本/h、普通が毎時4本/h(土休日ダイヤの場合のみ)となります。天神から出る急行は急行は三国が丘よりさらに先の小郡と花畑まで運転されるのですが、小郡行きのみ途中の筑紫から小郡までは各駅に停車するようになっています。そのため、筑紫~小郡間の普通列車の補完となっており、その分普通列車は筑紫止まりか二日市止まりにされています。
今回撮影したのは最初の1枚目が小郡行きの普通、あとの2枚が大善寺行きの普通です。1枚目はまさに天神から急行でやってきて、筑紫から普通になった列車です。公式の停車駅案内では筑紫~小郡間でも急行は通過駅があるため、行先表示幕は急行のままではなく、ご丁寧に筑紫から「普通」に変わります。一方で大善寺行きは天神からずっと各駅に停まってきた列車です。現行ダイヤで早朝に大牟田行きがある以外は天神からの普通列車で一番最遠の行き先です。これはこれ乗り通しすると乗りごたえはある列車化と思うので時間ある方はぜひやってみてください笑