おはようございます。
今年で直通運転を開始して15年となる阪神と近鉄、JR以外の大手私鉄同士が地下鉄などを介さずにダイレクトに直通するというこれまでなかなか見られなかった直通運転の形態でした。昨年からは相鉄と東急もダイレクトに大手私鉄同士が乗り入れていますが、それでもやはり近鉄と阪神の直通は全国的にも異色の運転形態だと思います。
ほとんどの直通運転が車両の仕様などを合わせていくのが一般的ですが、この2社はそんなものはお構いなし自社のオリジナルの車両を保安装置など最低限の機器だけ搭載させて運転を開始しました。現在もそのスタイルは変わらず阪神近鉄ともにそれぞれの自社のカラーが出ている車両を直通させています。今回はそれぞれの車両が充当される看板列車の快速急行を取り上げてみました。
1枚目は阪神の9000系と1000系の8両編成、2枚目と3枚目が近鉄車による8連の快速急行です。運用数的には阪神車より近鉄車の方が数は多く遭遇する機会も多くなっています。阪神はは3ドアで近鉄車は4ドアと全く異なるタイプの車両が同じ優等種別に充てられているのは非常に面白みがあり、さらにはどちらの会社の車両も異種形式の併結が8両編成だと当たり前にみられるのが私鉄らしいというのか関西らしいというのか、この直通運手はどちらの会社も独自色を失わずに続けてほしいです。
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