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《駅探訪》【京急】ここはどこかの出版社か!?一風変わった名の「金沢文庫」

本日訪れたのは京急でよく見るけど変わった駅名の金沢文庫駅へ。

 

 おはようございます。

 

 くの鉄道の駅名というのはそこら辺の地名がそのまま駅名になっていることが多いかと思います。そんな中で京急に少しばかりユニークな駅名があるのはご存知ですか?行き先などでも登場することが多いので聞いたことあるという方も多いと思います。そう、今回取り上げるのは神奈川県横浜市にある京急の「金沢文庫駅」です。ちょっとインパクトのある変わった駅名、初見だとどこかの出版社の会社名かと思ってしまいそうです。

 

まずは金沢文庫駅の駅舎から、変わってるのは名前だけで駅舎などはいたって普通です。

 

 後で詳細は書きますが、金沢文庫駅京急のダイヤでも要所となっているところで、車庫が近くにあり、お隣で分岐する逗子線と本線をうまくさばく拠点でもあります。さて、そんな主要な駅の名の由来は一体何なのか。そこそこ有名な話でもありますが、これは今から700年ほど前にさかのぼる1200年代から1300年代にかけて栄えた鎌倉幕府に設置された「金沢文庫(かねさわぶんこ)」から来たものなのです。鎌倉幕府といえば源頼朝が鎌倉に1185年前後に開いたとされるもので、その後1330年代まで北条氏による統治で続きました。2年前に放送されたNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」がまさに鎌倉幕府が開かれる時代を描いていましたね。

 

やはり駅名のインパクトはすごいですね。

金沢文庫駅は全ての種別が停車するようになっています。(撮影日は1年以上前のため飛行機マークがついています。)

 

 さて、この「金沢文庫」というのは北条氏が設立したもので、幕府運営のために多くの書物を集めて研究するために設立されました。ここで当時様々な研究がなされて、幕府の運営に役立てられたことでしょう。もちろん、当時の建物が残ってはいませんが、この駅周辺にその施設があったと考えられているようです。現在は博物館として多くの展示物がみれるようになっているみたいです。残念ながら私はそこに行ったことがないのですが・・・

 

さて、駅のホームは12両編成分に対応しており、幅も広く取られています。

                                        

                                        

金沢文庫での増解結も多く見られるので整列乗車の案内看板もあります。

 

 今回取り上げる金沢文庫駅は先ほど書いたように京急にとっても主要な駅であり、ホームも2面4線で幅も長さも広く取られています。朝や夕ラッシュ時にはこの駅で特急や快特の増解結がなされています。京急の増解結といえばそのスピードはとても速いことで知られています。東の京急、西の近鉄といった感じでしょうか。最近見た京急近鉄の連結を比較する動画がYouTubeに上がっていたのでちょっとリンク張っておきます。気になるようであればぜひ。

                                        

                                        

駅のすぐ横にも留置線も数多くあり増結用の4両編成などが日中は昼寝していることが多いです。

金沢文庫からは金沢八景川を見た写真、車庫もあり線路が非常に多くなっています。

 

 この金沢文庫駅からお隣の金沢八景駅までは京急で唯一複々線区間になっているところであり、さらには車庫もあるので多くの列車が行きかいます。日中帯は普通電車と快特や特急などの優等列車の緩急接続が行われており、さらには一部列車でこの駅での車両交換も行われています。そのために京急沿線では行き先として見かけることも多い駅名になっています。

 

駅を出たところに動物園の案内もあります。

こちらは駅前の商店街です。比較的行きかう人が見られます。

駅の近くから広がる住宅地、金沢区はまさに横浜中心部のベッドタウンです。

 さて、駅周辺はいたって普通の住宅街が広がっています。横浜市金沢区に位置するのですが、この金沢区も横浜らしい(?)坂の多い区となっており、駅前は平地で商店街なども多くありますがちょっと離れると坂ばかりのようです。駅前には商店街が広がっており、さらに近くには動物園もあるので若いファミリー層も住みやすそうなところではあります。当駅始発や当駅での増結があるので都心方面の出勤には座って通勤が出来そうなので、高齢化が進んでいるとはいえ若者層を取り込むチャンスはありそうですね。ぜひ、鎌倉の歴史とともにこの金沢文庫の歴史も見てみると面白いかもしれませんね。

 

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