おはようございます。
静岡県第2の都市である浜松、政令指定都市にも指定されており市の面積も岐阜県高山市に次いで日本で2番目という広さを誇っています。静岡の鉄道といえば静岡全駅通過する「のぞみ」を有する東海道新幹線と東海道本線が東西を貫いており、主要な鉄道路線となっています。
しかし、静岡県内の移動で見ると各主要都市において主に各都市圏内で完結するローカル線が重要な役割をはやしていることがよくわかると思います。今回はそんな中の1つで浜松市を南北に走る遠州鉄道に乗ってきたときの旅を記事にしていこうと思います。今回は旅の時系列順ではなく、遠州鉄道を新浜松から西鹿島へ向けて駅とその周辺を説明しながら記事にしていこうと思います。(そのため、写真的に朝とった写真と午後撮った写真がごっちゃになりますのであしからずご了承くださいませ。)
遠州鉄道は東海道新幹線と東海道線の浜松駅に隣接する「新浜松駅」から浜松市北部に位置する天竜区にある「西鹿島駅」を結ぶ地方鉄道です。JRの浜松駅を出てすぐに新浜松駅があります。遠州鉄道はちょうど訪れたタイミングがエバンゲリオンとのコラボをやっていた時期でもあり、車両のラッピングや駅の装飾でエバンゲリオンが多く見られました。
遠州鉄道の車両は赤い2両編成で走っています。面白いことに浜松を走る赤い電車ということで、「ハマの赤いあん畜生」やら「ハマの赤い彗星」やらどこぞの京急みたいな愛称が付けられているところも面白いです。そして、もっと面白いポイントが遠州鉄道のこの赤い車両、大きく分けて1000系と2000系の2種類があるのですが、製造からかなりの年数がたっているもののデザインは変わらず製造されている点が、京急の20次車とかまで製造されている1000形に近い感じがします。ちなみに、駅の接近メロディーで京急で使われているメロディーが用いられているのもポイントです。
さて、新浜松駅からしばらくは浜松市の中心部を高架区間で走っていきます。ここはすごく都会的な感じがします。比較的駅間も短く、第一通り・遠州病院とあっという間に通り過ぎていきます。遠州鉄道はローカル線の例にもれずほぼ全区間が単線になっていますが、12分間隔で列車が走っているので高頻度で行き違いが行われます。
浜松市の中心街を少し抜けた先にある八幡駅近くにはピアノで有名なヤマハの本社があります。元々は繭工場が近くにあったのが駅名の由来でそうです。お隣の助信駅は駅がある地名が由来だそうですが、どことなく人名ぽさのある駅名ということもあり、かつてこの地にいた武士の名前が由来だとする説もあるようです。現在の高架区間はこの助信の2つお隣ので上島までとなっています。この区間の効果かは2012年にされたばかりなので、高架区間とその高架下は整備されたばかりで新興住宅地となっています。
今回はこの高架区間が終わったところまでで終了したいと思います。次回は上島から先、西鹿島方面へとさらに進んでいきたいと思います。ぜひ次回もお越しいただければ嬉しいです!よろしくお願いします!