おはようございます。
九州屈指の温泉が有名な観光地である別府や由布院などの大分県、その大分県北部を東西に走っているのが久大本線です。路線名称はこの路線の両端の地名から撮っており、起点の久留米と終点の大分の頭文字を取ったものとなっています。今回はそんな久大本線に乗ってきた旅行記ということで、記事にしていきたいと思います。
久留米駅は鹿児島本線との分岐点であり、また九州新幹線との乗換駅でもあります。普通列車は大半がこの久留米始発となっていますが、特急「ゆふいんの森」や特急「ゆふ」は博多駅が始発となっています。今回は18きっぷを使っての旅でしたので、この久留米駅から普通列車に乗車し大分を目指していきたいと思います。
久留米から乗車するのはキハ200形の2両編成です。キハ200形は九州の非電化区間の多くの区間ですが、この久大本線用の車両は赤色の塗装になっているのが特徴です。久留米からしばらくは鹿児島本線と九州新幹線と並走する形で走り、西鉄のオーバークロスを過ぎたあたりで鹿児島本線と分けれていきます。久留米からは久留米高校前、南久留米、久留米大学前と久留米の付く駅名が3駅続いていますが、主要な学校はこの久大本線沿線にあるので、土日問わず学生の利用も多いのが特徴です。
久大本線の中でも特徴的な駅が久留米駅から約30分ほどの田主丸駅、この駅は駅舎が河童のデザインとなっており、その色合いやくちばしのような部分は非常に特徴的です。なのですが、乗っていた電車は田主丸での停車時間が短く、この後の行程のこともあり降りることができず、駅舎も撮影できませんでした。次回はしっかり降りて駅舎を見たうえで、また記事にしたいと思います。
田主丸から先は車窓も緑が深くなっていきます。ここら辺はよく大雨により運休になることが多い区間であり、実際夜明から分岐する日田彦山線はこの夜明から添田までの区間が2017年の九州北部豪雨により不通となりました。結局鉄道としての復旧はなく、今年の夏ごろにBRTとして復活するようです。それはそれで楽しみですね。
さて、福岡県から大分県に入り最初の街である日田駅に到着。基本的に久大本線の普通列車はこの日田で系統分離されており、特急列車でない場合は乗り換えが必須となります。駅舎内にも飲食店や物販店などがあり、ちょっと立ち寄るにはいかもしれません。ただ、本数が本数なので時間には要注意ですね。日田から先は次回の記事にしていきたいと思います。それではまたお会いしましょ~~~。