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《駅探訪》【近鉄】近くにある2つの駅が近すぎて同じ駅の扱いに・・・???

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近鉄の主要駅である大和八木駅、そしてその隣にある駅はちょっと変わってるのだが…
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 おはようございます。

 

 探訪、今回は私が生まれて10年以上お世話になっていた近鉄です。近鉄は路線長がとてつもなく長くまたその歴史的な理由から特徴的な駅が多いのでたくさん取り上げていきたいです。

 

 というわけで今日は近鉄大阪線近鉄柏原線が交差する大和八木駅、ではなくその隣の八木西口駅に着目していきたいと思います。初回からマイナーな駅と思われるかもしれませんが、個人的に近鉄の中でもトップクラスの面白い駅だと思います。

 

八木西口駅の不思議◆

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八木駅のお隣にある八木西口の不思議なこととは・・・

 

 なぜ面白いかというと今回取り上げる八木西口駅、実は「大和八木駅」なのです。

 

 は????????、と頭の中が「?」だらけになった人もいるのではないでしょうか。不思議ですよね、この八木西口駅は書類上では大和八木駅の構内という扱いになっているのです。

 

 開業当初は現在の八木西口駅が正当な「八木駅」でした。しかし、橿原線大阪線が接続するようになると現在の大和八木駅が開業し、乗換駅として機能するようになりました。その際に当時の「八木駅」は廃駅とならずに「八木西口駅」となりました。

 

 しかしその距離の短さゆえか、書類上では大和八木駅の構内とみなされ独立した駅ではなくなってしまいました。そのために運賃計算の際に用いる営業距離は大和八木として計算されます。 

 

 とはいえ旅客案内上は「大和八木駅」と「八木西口駅」と分かれており、電車に乗っても大和八木駅を出ると次は八木西口駅に停車するようになっています。つまり見た目は2つの駅なんですけど中身は1つの駅ということですね。なんか不思議ですよね。

 

 この八木西口駅は駅の構内も面白いので次は駅について詳しく見ていきましょう。

 

八木西口駅の構内◆

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駅の構造自体は対向式の2面2線でいたってシンプル。すべての種別が停車します。

 

 八木西口駅はいたってシンプルな2面2線の対向式ホームと言えます。すごく千早苗機の感じがしますが普通と急行の停車駅となっています。とはいえすぐ近くに大和八木駅があるために個人的な印象として利用客はやはり少ないかな、という感じです。

 

 そんな何ともない駅ですが、実は面白いことが…

 

 それは大和八木方面を飲みてみると駅のすぐ先で橿原線の本線2線から左手に1本線路が分岐しているのです。そして分岐した線路は本線とは違う方向へ進んでいるのがわかります。この線路はどこへつながっているのか…

 

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大和八木方を見ると3本の線路が、そして一番左の線路だけ左の方へ向かっています。

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「二号線大阪方西大寺方出発」と2つの方面への出発信号です。

 

 答えは大阪線につながる線路になっています。八木西口を出てすぐのところで分岐をし、橿原線から離れて大和八木駅を出た大阪線の大阪方面へと合流します。

 

 近鉄大阪線近鉄橿原線大和八木駅で立体交差しますが、立体交差が上に駅で両線が結ばれることはなく各路線駅の先っちょに短絡線が設けられています。JR東日本武蔵野線の貨物線がらみでよくみられるやつですね。

 

 短絡線は京都・大和西大寺方面から大阪線伊勢方面へつながるものと、橿原神宮方面から大阪線大阪方面へと合流する2つが大和八木周辺に存在します。しかし、前者の方は京伊特急が定期列車として使用するものの、後者の八木西口で分岐するものを通過する電車は定期列車では存在しません。

 

 使用するのは南大阪線系統の車両が大阪線にある五位堂検修庫での検査や高安検修庫での更新工事などで入出場するとき、イベントなどの貸し切り電車、あとは検測など試運転で用いられる程度です。走っているのを見られたらかなりラッキーでしょう。

 

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そして奥に見えるのが大和八木駅の高架ホーム。この写真のもっと左側でさっきの写真で左に分岐した線路が合流します。

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橿原神宮前方がこちら、駅のホーム上で片渡り線があるのが特徴です。

 

 ちなみに駅のすぐ先端で分岐するぐらいに大阪線との距離は近く上の写真でもわかるように八木西口駅の先端から大和八木駅大阪線高架ホームが見えます。また場内信号も両方面を明示しています。(場内信号は駅から出発することを指示するもので分岐を指示するものではないので同じ信号に2つの行き先が書かれています。)

 

 なお短絡線は単線のため橿原線の上下線を転線するための片渡線が橿原神宮前方面に設けられているのですが、これまたホームが併設されている区間にあるために不思議な感じです。そのため大阪線方面から短絡線を通ってやってきた電車は八木西口駅の大和八木方面のホームを逆向きに通過するようになります。

 

 さて最後は八木西口駅から大和八木駅まで歩いてみます。

 

ここに文字を入力する。

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八木西口駅の駅舎です。小ぢんまりしてるように見えますが地下に通路があるので近鉄の中では割と立派な方なのでは…?

 

 八木西口駅大和八木駅の構内という扱いでもあるためにやはり駅は簡素です。とはいえ地下の自由通路で線路をくぐっていけるのでそこそこの利便性はあると思います。

 

 ちなみに2000年代初頭までは駅名看板などもなかったんだとか…さすがに今では駅名票もつき、切符に印字されるときも「八木西口」となっているそうです。ではこの八木西口駅から大和八木駅まで歩くとどうなるんでしょうか。ちなみに電車だとゆっくり走って1分ほどで到着します。

 

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八木西口の駅前は小さな道路が通っていますが、ちょうど写真の奥の方に向かうと大和八木駅方面になります。

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八木西口から大和八木へ向かう途中22000系の特急が向かってきました。かなりスピードは遅いです。

 

 八木西口駅の目の前にある道路を線路に沿うような形で大和八木方面へと向かいます。小さな道ですが、基本線路に沿っていれば問題ないです。

 

 途中踏切を渡り線路の反対側へ出ないと道が続かないところがあります。その踏切でふと左を向くと八木西口駅のホームが見えます。そして右側を向くと・・・

 

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八木西口から大和八木へ歩く際、踏切を渡るのですが左を見ると八木西口が…

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右手を見ると大和八木駅が見えます。同じ踏切で両サイドに駅がこれだけの近さで見えるのです。

 

 写真でわかるように大和八木駅がさらに近くなって見えます。そして橿原線大和八木駅のホームもしっかり見えますね。この踏切まで5分とかからないでしょう。この踏切を渡るとさっき見た短絡線と本線の間にある道を進んでいきます。

 

 大和八木駅に行くにはもう一度橿原線の踏切を渡る必要があります。おそらく、線路から少し離れたところを歩けば踏切なんか渡らずに大和八木駅まで行けると思いますが、道に迷わないためにも今回は線路に沿って行きました。

 

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大和八木駅に到着。当然ですが駅周辺の商業施設はこっちの方がにぎわっています。

 

  そして歩き始めてから10分ほどで大和八木駅に到着。本当にあっという間です。めちゃくちゃ暑い日でしたがこれぐらいの距離ならまだ歩けるか、という感じでした。

 

 ちなみに橿原線のダイヤはまれに20分近く電車がないこともあるので、八木西口で待つよりも10分弱歩いて大和八木駅で暇つぶしをした方がまだ暇つぶしができるのではないかと思います。

 

 さていかがだったでしょうか。全国でもなかなか見られない扱いの八木西口、まあブログで紹介できる範囲はいたって普通の小さな駅という感じしか出せないのが惜しいですが魅力は伝えられたかなと思います。最近は大和八木駅と同じ駅という感じがしなくなりつつあるようです。

 

 また今後畝傍御陵前と八木西口の間に新駅の構想があるらしくそれによっては八木西口駅がなくなるかも、とのことなので一度は訪れておくのもいいかもしれませんね。

 

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