おはようございます。
ついに今週の月曜日に3年ぶりとなる相鉄20000系の増備編成が甲種輸送されました。山口県にある日立製作所からヨコハマネイビーブルーの車両が運ばれている真っ最中であります。
相鉄20000系は当ブログにおいても何度も取り上げてきましたが、2022年度下半期に予定されている相鉄東急直通線用の車両として2018年に製造されました。
そのデザインの斬新さや、相鉄初となるローレル賞の受賞など多くのファンを引きつける担い手となってきました。また相鉄では久しぶりのオール日立製となり、それまでのJR仕様の車両から再度相鉄らしさが前面に出されたものでそれも多くのファンを引きつけた1つの要因になっているでしょう。
先に製造された20101×10から今回製造された20102×10までおおよそ3年間が空きました。そしてこの20000系の第1編成が先に開業したJR直通線用の12000系よりも先に登場したのです。
その主な目的は20000系は相鉄らしさが出ているとはいえ東急に直通するために車体規格や運転台の機器類などはかなり東急仕様になっており、相鉄の乗務員がその習熟訓練を行うためのようです。
3年という長い間とはいえ乗務員からすればそれまでの相鉄車からかなり違うものとなり、加えて20000系は東急直通用に製造された形式ですが将来的に一定数の既存車両の置き換えも担っており、20000系が相鉄の主力となることからそれだけ時間をかけていろいろデータを集めていたものと思われます。
今回製造された20102×10以降の増備編成は、いわゆる試作的に製造された20101×10から若干のマイナーチェンジが行われており、実際に運用を貸し比したら私も車内の確認をしに行きたいと思っています。今年度一応予定ではあと5編成出る予定ですのでさらに楽しみです。