おはようございます。
先日相鉄のの中期の安全輸送計画が発表され、ついに東急直通に向けた車両増備の概要が発表されました。それがすでに投入されている20000系の8両編成バージョンとしての21000系の製造です。20000系登場時から20000系が東急直通の車両として増備されると、このブログでも記事にしたりほかのメディアでも取り上げられていましたが、いつぞやに話題になった新形式及び番台区分などの話が現実となりました。
現在20000系は10両編成が7編成製造され、本線などで活躍しています。運転台などがT型ワンハンドルで完全に東急直通を想定した設計となっています。元々東急直通は相鉄新横浜線~東急新横浜線~東急目黒線という直通運転がメインであろうという予想はされていたので、東急直通の車両として相鉄側も否応なしに8両編成の車両は用意しなければなりません。かつては20000系がそのまま続番、もしくはちょっと番号を振りなおして8両編成でそのまま製造されるという見解が多数派でしたが、先述の通り五日に話題になった新形式の話として、新たに8両編成版として「21000系」が4編成登場します。これによって、既存の8両編成の運用のうち10両編成が代走している2群運用を今回増備される21000系に置き換わっていくであろうと思われます。
それにしても東急直通用と謳われて登場した20000系でしたが、今回の21000系によって東急直通のメインは210000系になりそうな予感。とはいえ、21000系はあくまでも20000系の8両編成バージョンという予想が付きますので、東横線系統の直通で10両編成の直通がある限り20000系も直通には当てられるでしょう。実際のところどうなるかはまだ不明ですが、これで東急直通に向けた車両の用意とともに既存の置き換え予定車両の駆逐は完了しそうです。ぜひ8000系の撮影はお早めに。
(それにしても21000系と言われると近鉄のアーバンライナーしか思い浮かばないのは私だけですかね…)