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《知恵袋》【徹底解説!】JR東日本中央線E233系0番台の運用を解説する!

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E233系0番台について私の知る限り調べたことも含めながら記事にしてみました!
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 こんばんは。

 

 先日当ブログでも話題にしたJR東日本中央線の車両ですが、昨晩から本日にかけてついに0番台の増備車両八トタT71編成が横浜の総合車両製作所を出場しました。

 

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今回は手書きの解説写真もつけていきます。見づらいでしょうか?いろいろ試行錯誤していきます。

                                       

                                       

 

 中央線のE233系グリーン車の増結、トイレの設置工事などで動きがめまぐるしく一方で工事の影響で予備車の確保が必須になっています。そんなこんなで昨年209系1000番台の転属や今日のE233系T71編成の増備などがあるわけですが、ここでこの中央線E233系0番台の運用範囲を見てみましょう、ということで簡単に解説していきます。(前半はE233系0番台の運用の前提の解説となります。)

 

                                       

                                       

 

 というのもこれまた便乗してしまうのですが、YouTubeの「乗り物チャンネルさん」E233系0番台の話題を取り上げており、運用について教えてほしいと動画内でおっしゃっていたので勝手に便乗しました笑

 

 さてE233系0番台は2006年に201系を置き換える形で登場しました。その運用範囲はかつての201系と同じく東京~高尾の中央快速線が主となります。

 

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2010年にE233系に統一されて以来、あまり注目度は高くはありませんでしたが、ここにきて急上昇しているようです。

 

 細かく見ていきましょう。現在E233系0番台が定期運用で入る区間は以下の通りです。

 

 中央快速線:東京~高尾

 中央本線:高尾~大月

 青梅線:立川~奥多摩

 五日市線:拝島~武蔵五日市

 八高線:拝島~高麗川

 富士急行線:大月~河口湖

 

 すでに乗り物チャンネルさんの動画内でも説明されていますがE233系0番台は大きく用途別に3つに分けられています。

 

 ・T編成:10両貫通編成~10両固定で分割が不可能

 ・H編成:6+4の分割編成~途中駅で分割してホームが短いところへも乗り入れ可

 ・青編成青梅線系統専用~4両編成と6両編成が存在し10両で運用されることも

 

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こちらがE233系の主な運用範囲。今年の3月までは緩行線も運用区間であった。

 

 このうち「T編成」と呼ばれる10両貫通編成は10両編成のホームの長さに対応している中央快速線と、中央本線の大月まで、青梅線の立川から青梅までとなっています。

 

 一方で「H編成」は10両編成を6両編成と4両編成に分けて八高線五日市線富士急行線などに乗り入れる運用があります。(もちろん中央快速線青梅線の青梅までなどは10両編成で運用されることになります。)

 

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乗務員室のドアの窓に編成番号が書かれている。青編成だと「青660」のように書かれています。

 

 ちなみに「青編成」というのは青梅線五日市線だけで運用される編成のことで一部6+4で10両を組んで立川~青梅間をピストン輸送する運用が組まれていますが、多くは奥多摩や武蔵五日市へ短編成で乗り入れる運用になっています。

 

                                       

                                       

 

 こからは運用の話になります。「T編成」は10両固定編成で運用範囲もいわゆる中央線区間なのであまり説明しなくてもいいと思うので、一番説明が必要だと思われる「H編成」の分割がある運用についてです。

 

 分割運用がある行き先は「河口湖行き」、「武蔵五日市・高麗川行き」、「武蔵五日市・箱根ヶ崎行き」の大きく3つです。これらはすべて平日、土日ともに東京を夕方に出発します。

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河口湖行きは平日は通勤快速、休日は中央特快として運転されます。

 ・河口湖行き~大月まで10両編成で走り大月で6両を切り離し4両が河口湖まで行きます。残った6両編成は大月で折り返し高尾方面へ間合い運用として普通列車に充てられます。(河口湖行きは2本ありますが、片方の6両は高尾で留置、もう片方は高尾からさらに大月行きとして折り返し大月留置となります。)翌朝に河口湖を4両で出発し、大月で6両増結し10両編成となり、東京へ向かいます。(夜間高尾留置の編成は早朝に大月行き普通として運転されます)

 

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河口湖行きの解説。平日、土日ともに2本ずつ走ります。

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八高線に乗り入れる運用。平日の高麗川行きは通勤快速として運転されます。

 

 ・武蔵五日市・高麗川行き青梅線の拝島まで10両編成で走り、拝島で4両の高麗川行きと6両の武蔵五日市行きに切り離されます。こちらは4両の高麗川行き、6両の武蔵五日市行きともども終点につき次第拝島行きとして折り返し運転されます。(要は八高線内完結の列車にE233系0番台が充てられることになります。)4両編成は拝島に留置、6両編成は何往復かして武蔵五日市留置となります。翌朝は4両編成が高麗川までいったん普通電車として運転されたのち折り返しで武蔵五日市始発の6両と拝島で連結し東京へ向かいます。

 

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撮影日が土日であったために八高線には乗り入れないが、武蔵五日市・青梅行きの2段表示。

 

 ・武蔵五日市・箱根ヶ崎行き~これは上の高麗川行きと同様拝島で切り離しそれぞれ終点まで走ります。その後折り返し運転され、4両と6両がくっつきはしないものの拝島で夜を明かすことになります。翌朝は箱根ヶ崎ではなく高麗川始発となるので4両が高麗川まで運転され、その後武蔵五日市始発の6両と拝島で連結し東京へ向かいます。ちなみに、箱根ヶ崎行きは平日のみで休日になると武蔵五日市・青梅行きとなります。もちろん高麗川始発も1本減ります。

 

 このほかに土日に運転されるホリデー快速あきがわ号」ホリデー快速おくたま号」E233系0番台の分割運用となっています。こちらは早朝に新宿から奥多摩・武蔵五日市行きとして走り、その日の夕方に同じホリデー快速として東京に戻ってきます。切り離されている間それぞれ五日市線青梅線間合い運用に充てられています。(厳密には上りと下りのホリデー快速で運用が変わっているのでややこしいのですが…)

 

 また夜間に分割して奥多摩に留置されるH編成もあり、運用表を見ているとなかなかに面白いと思います。

 

 長くなりましたが以上がE233系0番台の分割運用でした。結構頑張ったのですがわからないところなどたくさんあるのでぜひコメント欄で質問などもお受けいたします!

 

ありがとうございました。

 

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