おはようございます。
2週間ほど放置しておりました旅行記の続きということで、磐越西線で福島から新潟を越え、新潟から関東方面へ南下していく回です。写真などの都合上今日を最終回とさせていただきます。
※前回の旅行の模様です。会津若松での観光を中心に取り上げています。ぜひご覧ください。
2日目の朝を会津若松からスタートし、喜多方までキハ40という国鉄型車両に揺られ、喜多方で有名なラーメンをいただきました。
さてその喜多方からはキハ110の快速列車に乗車して一気に福島県を越えて新潟県まで行きます。
福島県から新潟県にかけてはもう本当に山、山、山という感じで車窓どっちを眺めても緑が広がっています。まあつまらないといえばつまらないのかもしれませんが、時折川も並走しローカル線の旅を満喫できます。
また磐越西線は単線であるため途中で列車の行き違いがあります。その間は駅に停まっているわけですが、ホームに降り立つと都会では味わえないものすごい自然の空気を吸えるのでいい気晴らしになります。
ちなみに18きっぷのシーズンということで車内は18きっぱーと呼ばれる青春18きっぷでひたすら旅をする人たちが大半を占めていましたが、停車時間の長い駅に停まるとホームにぞろぞろ降りて撮影したり、車内で時刻表とにらめっこしたりと乗客観察をするのも面白かったです笑
喜多方から約2時間かけて新津駅に到着しました。快速列車自体は新潟まで行きますが、今回はその手前の新津駅で下車します。
改札を出て歩いたわけではないのですが、この「新津」は総合車両製作所新津工場があるところで鉄道ファンの間でもかなり有名な鉄道が製造される地として知られています。これまでに山手線の車両はもちろん、東急の2020系や現在は横須賀線に導入されるE235系が製造されています。
新津駅で待っているとかつて常磐線の「フレッシュひたち」で活躍していたE653系もやってきました。青春18きっぷは特急に乗れないので今回は見逃しますが、ぜひ新潟地区をくまなく回ってみるということもしてみたいものです。
上越線で南下をはじめ、途中長岡や越後湯沢で乗り換えが必須になってきます。越後湯沢は冬の時期になるとスキー旅行の玄関口となりますが、そのために駅舎内にも温泉や広いお土産コーナー、また日本酒の名産地ということで「利き酒」ができるコーナーもあります。
私も存分に越後湯沢駅構内の施設を満喫させてもらいました。
越後湯沢からはいわゆる「上越国境」と呼ばれる秘境区間。ここから関東方面への普通列車は本数が少なく、当時は17:50発の水上行きが水上まで行く最終列車でした。(現在は19時台にもあるようですが…)
越後湯沢から水上にかけてはループ線があったり、下りの新潟方面の土合駅がものすごい地下にあり階段を上ることがもはや駅に名物にもなっていたりと面白い要素はたくさんあるのですが、なんせ乗っている列車が最終列車で降りたら何もない山間に取り残されるので今回はすべてパスでした。
水上に到着した後も駅前には特に何もなかったので引き続き高崎方面へ。この日は大宮で一晩を過ごし、そのあと中央本線、身延線経由で東海道線に出て三重の実家に帰省するということをしました。
この旅で会津若松と上越線はぜひともまた訪れてしっかり観光したいと思いました。面白い要素がたくさんなので皆さんもぜひ旅行ができるようになれば行ってみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
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