こんにちは。
近鉄全線走破の旅の第5弾です。2日目は三重県のいなべ地域に足を延ばしました。昨日の記事の続きで西桑名駅から三岐鉄道北勢線に乗り込みます。北勢線は西桑名から阿下喜駅まで走っていますが、この前日に乗車した四日市あすなろう鉄道と同様にナローゲージで非常に線路の幅が狭いです。
もちろん車体の幅も四日市あすなろう鉄道と同じ幅ですが、あちらは近鉄から分離したのちに魅力度アップを狙って車両を大幅に更新したために車内はかなりきれいで近鉄のときよりもサービスが改善されています。
しかしこちらはかなり前に分離したこともあってか内装が放置されている感満載で、おんぼろ車両だなという印象です。運転台回りも近鉄の1000系や8000系よりも古く見え、車内の化粧板などに至ってはかなり汚れが目立っておりせめてもう少しきれいにした方が…と思うばかりです。
ですが1時間に2本走っており、阿下喜まで通しで走っているのが1本、途中の楚原までのが1本という構成になっています。もちろん阿下喜まで通しで走る列車に乗り込みます。西桑名を出ると大きく右にカーブして近鉄のJRをオーバークロスし西に向かいます。
30分に1本のペースで走っているので途中駅での行き違いも多くあります。途中の在良でやってきたのは三重交通時代の復刻塗装車でした。三重交通も今ではバスのみですがかつては鉄道経営もしていたそうで。たしか湯の山線とかもそうでしたよね。
車窓はのどかな田園風景です。個人的にはいかにも「三重県」っていう感じの風景なので落ち着きます。
車内にはこのような掲示も。確かに3両や4両でワンマン運転なので最後尾の車両で変なことをやっても見つかりにくいですが、正直1両に4，5人しか乗車していないのですぐばれそうなんですがね…
というわけでのんびり狭い電車に揺られること1時間ほど、阿下喜駅に到着です。こちらも近鉄の支線の終着駅あるあるの例外によらず何も駅周辺には何もありません。
思ったより北勢線で記事が長くなってしまったので三岐線の方はまた別の記事で投稿します。にしてもかなりの距離乗ったのと写真の量が莫大なのでいつになったら近鉄全線走破の記事は終わるんでしょうね…笑
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