こんにちは。
日帰り旅行をする範囲といえば限られてきますよね。関東でいうと箱根や熱海、日光や高尾山といったところが日帰りの限界でしょうか。しかし、新幹線を使ってしまえば日帰りの圏内は大阪や名古屋、仙台にまで広がってしまいます。新幹線様々という感じです。
さてということで今回は夏休みというとでしたので日帰り旅行も少し派手目に伊勢まで行ってまりました。ぜひご覧ください。いつも通り新横浜から新幹線に乗ります。新横浜から下りの新幹線に乗るのは久しぶりです。(前回ふざけて上りとか乗りましたからね)
名古屋まで行くので乗るのはのぞみ号。案の定自由席なのですがあわよくば「速いひかり」がこればよかったのですがそんなうまくことは進まず。ひかり号のほうが自由席は2両分多いので自由席に乗る際は自由席の車両が多い列車を選びたいもんです…
のぞみに乗るとわずか1時間20分ほどで名古屋までついてしまいます。あっという間です。人って怖いもので慣れてしまうとこれだけの移動でもちょっとにしか感じなくなってしまうのです。私なんか東海道線で名古屋~東京を移動するのもあっという間と感じるようになってしまっています…
さて伊勢方面へ向かうのでここからは毎度おなじみ、というほどでもないですが近鉄に乗り換え。新幹線から近鉄の乗り換えは初心者だと20分とか余裕持たせるんですが普通に10分弱で乗り換えできるんですよね。
今回は急行ではなく特急に乗車。乗ったのは名古屋10時10分発の7015レ。平日ダイヤですのでこの電車は8両編成で前4両がビスタカーです。ちなみにこの電車の後ろ4両は鳥羽止まりという少し変わった電車。せっかくなので久しぶりに階上席に乗って景色を楽しみます。
電車は伊勢平野を走り抜けます。近鉄弥富を過ぎると大きな川を2つわたります。この川は木曽三川と呼ばれる川で、名古屋方から「木曽川」、「揖斐川・長良川」となっています。
3つの川ですが近鉄が川を渡る時点では揖斐川と長良川が合流しているので実質わたるのは2本の川ということになります。揖斐川をもう少し上流まで行けば長良川と分岐することになります。この木曽三川の間には三重県の木曽岬町という町があり、ここの住宅は輪中と呼ばれる作りで有名です。あと長嶋スパーランドもこの辺でしたでしょうか。
これらの川を渡ると三重県に入り、近鉄はこれまで西に進んでいたのが大きく南にカーブすることになります。桑名に停車し、次は四日市。三重県で一番大きな町です。近鉄の特急もアーバンライナーの名阪甲特急以外すべて停車。湯の山線なども分岐します。その後はしばらく工業地帯を走行し、鈴鹿の町へ。
伊勢平野は鈴鹿山脈を眺める以外は本当に平坦ですごく眺めがいい。近鉄名古屋線にアップダウンが少ないのもその表れであるが、その分大阪線や奈良線などのように山越えをしないために車両の機能もそこまで必要ではなく新車が回ってこない要因の1つともされている。
三重県の県庁所在地、私の地元の津に到着。ここからも引き続き乗車。電車は伊勢中川に到着し、ここで大阪方面の特急に接続。こういうアクロバティックな乗り換え技をさせるのがさすが近鉄、というところです。ぜひ皆さんもこのような乗り換えを体験してみては?
伊勢中川を過ぎると松阪に停車し、その次が伊勢市。今回は外宮から参拝するので伊勢市で降ります。伊勢市までは約1時間20分です。伊勢市駅も前回の式年遷宮時に大きく駅舎をリニューアルしたのでかなりきれいになっています。さて本日は伊勢に到着したところまでとしたいと思います。次回より外宮→内宮の順で参拝していきますのでお楽しみに。