おはようございます。
東海道の青春18きっぷ、まあ新幹線を使わない移動にもすっかり慣れたもので多くの18きっぱーと呼ばれる人たちが泣き叫んでいる静岡県内も私にすればもうそんな大した苦痛でもなくもはや「もう静岡抜けたのか」と思ってしまうほど。人間の慣れって怖いものですね。
静岡県をあっという間に通り過ぎるともうそこは名古屋の端っこみたいなところ。東海道線のダイヤも豊橋で分断されており、豊橋から出る電車はほぼすべて名古屋まで行きます。中でも新快速は名古屋まで1時間弱とかなり飛ばすのでまさに名古屋圏のエースといった存在。
もちろん看板列車に近い存在でもあるので充てられる車両も313系のかなり新しい部類。313系も突き詰めるとものすごい番台区分というものがなされておりまさしく「沼」です。この電車の番台区分とはいわゆる○○系などでくくられたグループの中でさらに細分化をするもので、同じ形式でも用途によって内装を変えたり、設備面でも若干の変更をしたりすると新しく○○系□□番台みたいに名付けられます。
313系の場合今回乗車している新快速などの優等列車メインに充てられるのが5000番台で、313系の中でも新しいグループで設備もトイレ付、転換クロスシートとかなりの快適性を重視した設計になっています。台車回りも他とは違うようになっているらしく、乗り心地も新快速のようなスピードを出しても悪くならないようになっているらしいです。(足回りについてはそこまで詳しくないもので…)
豊橋から名古屋を経て岐阜まではややルートが異なるとはいえJR東海と名鉄の真っ向勝負です。本数としては豊橋から名古屋まで双方ともに優等列車が確か4本走っておりお互い負けまいと息巻いているのが感じられるのですが、終点の豊橋は共同駅、というよりかはJRの駅に名鉄が乗り入れている感じ。まさしく同じスタートラインからよーいどんといった様相です。
毎度のことですが名古屋が近づくともちろん高層ビルが増えてきます。個人的には緑色の高速道路が見えてきたら名古屋に来たなという感じなんですけどね。いつもなら名古屋から近鉄に乗り換えて実家へ、という感じですが今回は青春18きっぷで節約志向なので関西線に乗り換えます。
関西線に乗るのは快速みえで何度か経由していますが、今回は正真正銘最後までJR、つまり亀山経由になります。ここからもJR東海ご自慢の通勤電車313系です。6両や8両で走る東海道線と違ってこちらは2両編成で一部列車はワンマンだったりします。
2両編成ですがちょうどラッシュの時間帯だったので大変な混雑。日本3大都市といわれる名古屋を夕方に発車する列車が2両編成でいいのかと思ってしまいますけどね。近鉄も普通は2両だったりしますから何も言えません笑
関西線の方は途中、四日市あたりまで近鉄と並走し何度も近鉄とアンダークロスをします。前から思っていたんですけどJRと近鉄の交差ってほぼ100%近鉄がオーバークロスするんですよね。なにか近鉄のJR(かつての国鉄)に対しての優勢をアピールしてる気がしてるんですが…
四日市からは関西線は西に進み三重県の伊賀地方へと向かいます。四日市から先は私には完全に未知の世界です。関西線は桑名、四日市行きの列車が多く設定されており、四日市より先の区間では1時間に1本程度の本数になります。それだけ利用者がいないのですが車窓からもわかるように民家がちらほら見えるぐらいです。
終点の亀山がかろうじてちょっとした町という感じ。三重県はちょっと市街地から外れると山や田んぼが広がるといったのが特徴でもあるような気がします。さてここからは紀勢本線に乗車。キハ25も登場から4年がたちますが初乗車になりました。これにて津方面へ向かいます。今回の旅はここまで、最後までありがとうございました。