おはようございます。
まもなく開業から1年が経つ相鉄新横浜線と東急新横浜線、この直通運転によって広大なネットワークが完成したわけですが、個人的に寂しいなと思う点があり、それは以前に比べて東武車の副都心線東横線系統への直通が減ったことです。田園都市線系統の直通運転だと嫌というほど見る東武車も、東横線内だと数が限られています。その中で昨年の新横浜線関連のダイヤ改正を経て気持ち2割から4割ほど東横線内の東武車運用が減った気がします。
今回は現行ダイヤではほぼ見られない明るい時間帯に走る東武車の東横線内急行の運用を取り上げてみました。東武車の東横線直通といえばFライナーがメインとなりますが、間合い運用や車両使用料の調整、あとは出入庫の兼ね合いなどで東横線内を急行として走る東武車も設定が何本かあります。相鉄との直通運転開始直前には東横線内を日中に急行で運転する東武車が複数本ありましたが、現在のダイヤではかなり限られた本数のみになってしまいました。
相鉄との直通運転開始後に東横線内で見られる東武車の急行は平日休日ともに上下合わせて6本のみとなっており、そのほとんどが朝ラッシュ前や深夜帯の出入庫を兼ねた列車になっており、お目にかかれる機会もかなり少ないかと思います。相鉄との直通運転開始に合わせて東横線対東武東上線の直通運転の本数は増えたのですが、どうしても東横線側の車両制約が大きいためか、東急車と東武車で直接的な車両使用料の調整を行わず、間にメトロを挟んでうまく調整しているように見えます。とはいえ、現状みているともう少し東武車が東急までやってこないといけないのではないかと思ってしまいます。今後の運用の変遷には注視していきたいところです。