おはようございます。
先日記事にした近鉄の5800系の記事、今後導入される予定の新型車両で20年ぶりに復活するLCカーで期待が高まっている状況ですが、LCカーといえばやっぱり改造LC車だよな!という自分の中にいる小さな自分が騒いでいたので今回は名古屋線で活躍する改造LC車を取り上げていきます。改造LCカーと言われるのは2610系のX21,X26,X27と2800系のAX11,AX13,AX15の合計6編成です。どれも形式の登場から40年が経過している古豪たちです。
この改造LCカーが5800系の登場前からすでに走っており、近鉄のLCの元祖ともいえる車両たちです。顔は5800系よりも1世代か2世代前の顔である丸屋根の車体で、足回りも抵抗制御というのが特徴です。個人的には5800系に取り付けられているものの、運転台窓下にあるLCエンブレムが改造LCカーに取り付けられているのが一番かっこよく感じます。
今回取り上げたこの改造LCカーは現行ダイヤでは名古屋線のみでしか定期運用がなく、しかもこのほか5800系のDG12やオールロングシートのFC92などと共通運用なので当たる確率は4ドア車を狙っても6割ぐらいとなっています。改造LCカーの中には、以前発表された新型車両の置き換え対象になる経年数の編成もいますが、おそらく改造組はしばらく残るのではないかと勝手に予測しています。まだまだ活躍しそうな車両ではありますが、個人的に思い入れも深く名古屋線に出向いたときは意地でも乗りたい車両でありますね。