おはようございます。
今年に入って東急がなにかと9000系に対してのプチイベントを行うようになりました。それは、まもなく導入が予定されている大井町線の各駅停車用の新型車両によって置き換えが近くなっている証拠だと思われます。大井町線の9000系は9007Fを除いてすべてが東横線からの転属組ですが、短編成化及び一部編成の内装更新、行き先のLED化等行われたものの足回りはまだ登場時のままとなっており注目が集まる形式です。
私自身は東横線が副都心線との直通運転を開始した後に東急をよく使うようになったので、9000系が東横線で走っているシーンはほとんど見たことがなく急行や特急での高速運転、そして8両編成という長い編成を記録できずに終わってしまいました。ファンの間でも東横線時代の9000系は今でも人気があるようで、時折Twitterなどでも、それこそ20年前のみなとみらい線開業以前の桜木町行き時代の9000系の写真などがたまに流れてきたりします。
もう転属から10年以上が経ち、大井町線の顔となっている9000系もいよいよ終わりの時を迎えようとしています。それにあたって、東急は写真展を行っており、さらにはちらっと9000系の赤帯の復刻を企んでいるような張り紙なども目撃されているようです。今回は大町線での記録しかありませんが、今後の動向が注目される9000系の写真をピックアップしました。現在は15編成すべてが現役ですが、今後はちょっとずつ西武への譲渡も予定されており、東急カラーで見られるのも残り僅かになりそうです。今後の復刻塗装には期待したいですし、何ならかつて9000系に施されていたシャボン玉とかTOQ-BOXとかのラッピングまでやってくれたら最高なんですけどね。