こんばんは。
今月2日に起きた羽田空港での航空機同士の衝突事故は衝突の瞬間の映像とともに海保側の航空機に搭乗していた5名がお亡くなりになるという非常に衝撃的なものでした。まずは、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、こんな立場ではありますが人命の救出と空港の復旧に携わられた方のご活躍をたたえたいと思います。
さて、悲惨な事故が起きたばかりで飛行機にマイナスなイメージを持ってしまう方も多いかと思いますが、飛行機は非常に安全な乗り物とされており、さらに乗ってみると非常に中毒性になってしまう乗り物だと個人的に思っています。私もブログに何度か取り上げている通り、福岡に移住してからというもの飛行機を使う機会が増えました。乗ってみると雲の上の真っ青な空を飛び、地上を見下ろしながら進む旅は非常に面白く、またよほど天気が悪くない限りは揺れることも少なく快適な移動ができます。
今日の記事は飛行機の話題なのですが、今回は昨年の10月より羽田-福岡便で定期運用が開始したJALのボーイング777に登場していきます。福岡-羽田便のJALは、多くがA350-900という最新鋭の大型機材が使われていますが、昨年の10月から国際線に主に使われているボーイング777-300ERという機材が福岡にも定期便としてくるようになりました。今回はこの機材を狙って東京に向かいました。
このB777-300ERが使用されるのはJL305便とJL308便で、羽田発は7時台と早いものの福岡発は10時台と非常に出発にはちょうどいい時間の便となっています。今回搭乗するのはJL308便の羽田行き、ちょうど年末年始のシーズンと被ったこともあり大きな混雑を覚悟していました。しかし、福岡空港は思ったほど混雑は少なく、今回搭乗したJL308便も空席がわずかながら見られました。
国内線用と国際線用の大きな違いはやはりファーストクラスでしょうか。やはり長時間移動が想定されている国際線用機材の方が長時間座っていても苦痛にならないような工夫がなされています。今回搭乗した機材は国際線で使用される際は羽田-ニューヨーク便など本当に長い距離飛ぶのでいかに快適に過ごせるかがカギになってきます。また、エコノミークラスも若干ではありますが座席間が幅広かったりシートピッチが数センチながら広くなっていたりするのが特徴です。そのため、エコノミー席といえど、かなりのびのびと過ごせて福岡→羽田ぐらいであれば国内線用機材のクラスJぐらいのゆとりがあるかと思ってしまいます。(クラスJに乗ったことないので比較しようがないですが、、、)
福岡-羽田便は羽田行きの場合偏西風に乗れるので飛行時間は約1時間程度とかなりあっという間です。飛行ルートとしては福岡空港を離陸すると大分県上空を東へと進み、佐多岬のやや南あたりから水平飛行へと入ります。その後は四国山地の上空、紀伊半島、そして知多半島の南あたりをまっすぐに東へと進み、最終的には房総半島上空でぐるっと旋回して羽田空港に着陸します。しかし、今回は珍しくみなとみらいが眺めるルートで羽田空港へランディングしました。ちなみにこの後も珍しい場面に出くわしました。今回搭乗したタイミングが年末年始の繁忙期ということで、飛行機も大混雑しており、搭乗口が前の出発機が出ておらず誘導路で信号待ちみたいな形で待たされました笑
今回もあっという間で快適な空の旅でした。実際に乗ってみたところ、やはり国際線用ということもあって、座席は非常に快適でした。しかし、全席モニターがあるにもかかわらず国内線での運用時はモニターが使えなかったりWi-Fiの制限もあったりと国内線用とは言え最新のA350と比べるとどうしても劣ってしまう点はあるようです・・・
いよいよ今月からJALの国際線用のフラッグシップであるA350-1000が運航を開始します。新型機導入により旧型機は置き換えらること異なるため、このように大型機を中心に運用される羽田-福岡便で国際線機材に乗られるのも期間限定かもしれませんね。ぜひ、またチャンスがあれば乗ってみたいものです。今後はこのように飛行機の記事も出していければいいんですが、どうなることやら・・・笑