おはようございます。
今年2024年は日本の航空業界で大きな動きが予想されており、何より目玉はJALの国際線の新しいフラグシップの導入とANAの国内線向け大型機の新機材導入でしょうか。この2つに共通することは置き換え対象がボーイング777という大型機であること。これにより今年から本格的に日本の空を飛ぶB777は本格的に数を減らしていくことでしょう。さて、今回は一足先にB777を置き換えたJALのA350のクラスJに「にわか飛行機オタク」が乗ってきたということで記事にしていきたいと思います。
A350は今回国際線にも新たに導入された日本航空の新しい大型機であり、「-900」と長胴型の「-1000の」2種類があります。国内線向けは前者の「-900」であり、今回搭乗したのも「-900」のクラスJとなります。クラスJは日本航空の国内線でエコノミークラスの1つ上の位の座席になっています。ファーストクラスがない機材だとこれが上級クラスになってきます。
クラスJの座席は通常のエコノミーより少し幅が広くゆったりとした座席になっています。読書灯として座席の左側からライトがにょきっと伸びているのが少し特徴でしょうか。全体の座席配置は2-4-2となっており、横の座席数としてはエコノミーより1席分少なくなっています。座席の色もJALらしくワインレッドを入れることでより高級感が感じられるようになっています。(エコノミーも黒で統一されてシックな感じがまたいいんですけどね)
また、A350では全席に個人用モニターが設置されていますが、クラスJの座席に設置されているのはエコノミーより少し大きめのサイズのものが設置されています。これでドラマや映画などを見られるので子供でも楽しい空の旅を満喫できると思います。個人的に推しポイントはやはりA350特有の機外カメラでしょうか。垂直微尾翼から期待を見下ろすような角度と全林野や後ろ部分から下を見るような角度でカメラが設置されており、リアルタイムで見ることができます。離着陸時は見ていて面白いかと思います。
さて、クラスJは両翼より前に座席が配置されており、エンジンよりも前に座れることから非常に静かに過ごすことができます。特にこのA350やB787は非常に静粛性に優れており、こんなにも飛行機って静かに飛ぶのかと驚くぐらいです。これは飛行機の前と後ろで結構差があるらしく、ぜひ乗り比べて音の違いを聞き比べてみてください。ちなみに、私は今回の旅の帰りを同じA350の後方座席になったんですが、やはりクラスJに登場した時がいかに静かか感じられました。
今回もいつものごとく福岡空港から羽田空港へのフライトで、たった1時間半程度の搭乗時間でした。ちょっと席の割にはフライト時間が短く感じる気がしますが、それでも快適な移動ができました。いつかはファーストクラスにチャレンジしてみたいものですが、なかなか金銭的余裕がなく・・・また、その時はレポアップしますのでその時まで期待していてください笑