おはようございます。
東海道線は特に名古屋~横浜間で幾度となく青春18きっぷで乗りまくってるので、ある程度の所要時間や沿線の風景というのがわかっているので、6時間程度かかるもののすごいあっという間のように感じてしまうことが多いです。が、今回の山陽本線はほぼ初乗車の区間ばかりなので、どれぐらいの時間がかかるのかっていうのも時刻表ではわかっていても体感ではどのぐらいになるのか全く未知数でした。
広島から糸崎まで227系に揺られてやってきましたが、糸崎からは115系の国鉄型にまた乗っていきます。山口エリアで乗った115系とは違って115系らしい?3ドアのいわゆるよく見られた近郊型のタイプの車両です。ちなみに岡山エリアの115系も置き換えが始まりましたので、乗る撮るするなら今のうちです。さて、幕にも表示されている通り、ここから岡山を通り過ぎて一気に姫路まで目指していきます。
尾道付近になると再び山陽本線は瀬戸内海沿いを走るようになります。このあたりになると本州と四国の行き来も非常に盛んであり、船の数も多くなるほか、島を行きかう橋もを置く見られるようになっていきます。本州と四国を結ぶ橋は3つありますが、一番西にあるのがこの尾道エリアから出ている「しまなみ海道」です。この橋はサイクリングでも非常に有名な橋でもあり、一度行ってみたいところではあります。
列車は福山を過ぎるといよいよ岡山県へと入っていきます。海からは少し離れていきますが、少しずつ都会的な風景になっていきます。広島ほどではないものの、瀬戸大橋という本四連絡の一番メインとなるルートの要所にもなっている倉敷、岡山エリアはやはり人の行きかいが非常に多く、鉄道も旅客貨物ともに見る数が多くなってきます。
列車は岡山に到着しました。この時点で博多の出発から実に10時間半が経過、鉄路で四国へ向かうならここが分岐点となります。岡山にやって来る列車は四国へ向かう「南風」や「しおかぜ」などの四国方面の特急、四国への代表的な快速列車である「快速マリンライナー」、さらには数少なくなった定期の国鉄型特急列車の「やくも」と魅力ある列車が集まってきます。サンライズに乗車する際もこの駅が1つのポイントになりますね。
岡山を出ると東岡山までは山陽新幹線と並走するような形で走っていきます。そして東岡山で赤穂線と分岐していきます。約2年前ですかね、赤穂線には乗車経験がありこのブログでも取り上げましたね。ちなみに、本数は山陽本線より赤穂線の方が多いので利便性は赤穂線沿線の方が高かったりします。
赤穂線と分岐して山側を走る山陽本線は瀬戸内海を望めていた時と打って変わって、右を見ても左を見ても緑が広がる光景に変わってきました。山側にある上郡駅はこの後浄写することになる関西の覇者である「新快速」が定期でやって来る一番西側の駅になります。また、この上郡から智頭急行が分岐しており、鳥取まで向かう特急である「スーパーはくと」もここを通っていきます。
列車は相生駅で再び赤穂線と合流、そしていよいよ関西エリアの玄関である「姫路」に到着です。今回乗車した糸崎発姫路行きは実に3時間7分も乗車し続けていました。下関発岩国行きと違って、途中駅で長時間停車もないので休憩なく延々と乗り続けていました。さすがに疲れましたね。そして、向かいのホームにやって来たのは「新快速長浜行き」、いよいよゴールが見えてきました。
関西の化け物ともいわれる「新快速」、下関から姫路までずっと普通列車、というか最初の鹿児島本線も区間快速でしたので、なんなら福岡の福間駅からずっとすべての駅に停車してきてました。ようやく、ここにきてラストスパートのギアを入れたような感じで一気に飛ばしていきます。あっという間に明石、神戸と過ぎていっていよいよ大阪へ、、、
博多の出発が朝の6:55、そして大阪に到着したのが20:00ちょうど。実に13時間もかけた長旅となりましたが、ついにゴールしました。乗り継ぎもそこそこよかったので、長時間休憩もなくただひたすら大阪を目指して乗り続けたのでほぼ最速の時間となります。13時間もかかって大阪に着きましたが、移動費はたったの2,410円です。これが一番安く大阪に行く方法なのです。お金がないけど旅がしたいという方はぜひやってみてください。次回は冬ですかね、ちなみに宿泊費は普通に5,000円とか8,000円とかかかりますのでそこはご注意を笑、、、あと体力も要注意ですね、、、