おはようございます。
同じ列車に何時間も乗るというのは非常に忍耐力が必要なんですが、特急列車と違って普通列車だった場合は結構駅での停車時間を長めにとることも多い場合があり意外とリフレッシュできるというのが個人的な経験則としてありますが、乗り鉄の皆さんはいかがでしょう。これまでに乗った長距離列車というと昔の「あずさ3号」がありますけど、あれはなかなか車外に出ることもなくきつかったですね。
ということで前置きが長くなってしまいましたが、前回の続きとして熊本始発の「354M」に乗って来た乗車記の続きを行きましょう。たった3連でかつワンマンで鳥栖まで走ってきた電車が急に9両編成に大変身するわけですから、ここまでの走り方とずいぶん変わってきます。乗客もここから格段に多くなり始めます。
さて、鹿児島本線を走る快速列車は大きく分けて2つあります。1つがごく普通の「快速」、基本的に始発から終点まですべて快速運転するやつですね。下りは停車パターン的に日中も走りますが、鹿児島本線の鳥栖方面から小倉方面にかけてすべて快速で運転する列車は昨年の改正で激減してしまい、大半が2つ目の「区間快速」に統一されてしまいました。
そして、この「区間快速」にも大きく分けて2種類あります。それが、快速区間が変わるもの。1つが「鳥栖~福間間が快速」となるものと、2つ目が「二日市~福間間が快速」となるものです。もちろん後者の方が快速区間が短く停車駅も非常に多くなります。さて、この熊本始発の区間快速はかなりの距離を走るにもかかわらず、まさかの後者の停車パターンで運転されるのです。
すなわち、熊本からずっとオレンジのフルカラーLEDで堂々と「区間快速」と大きく表示されているにもかかわらず、最初に通過する駅は福岡県は太宰府市にある「都府楼南」駅になるのです。実にここまで30駅ほどをすべて停車してきたわけです。普通列車だったら諦め着きますけどね、「快速」と表示しているのにこれはなかなかきついですね笑
そんなことを言てるうちに列車は博多駅を出発、ちょうど18宇時半ごろに博多駅を出るので平日であっても土日であっても博多できかなりの人が降りて、かなりの人が乗ってきます。ここからしばらくは福岡市のベッドタウンを呼ばれる駅に停まっていくので、乗降が激しくなっていきます。
博多から約30分ほどで福間に到着。二日市から見事に快走を続けてきたこの区間快速列車も快速区間はここまで。ここから先は終点の門司港まで各駅に停まります。実に4時間の乗車中、わずか45分程度のみの快速運転で終わってしまいました。列車の種別もここからは普通として案内されるのでなんとも寂しい感じがします。
列車は日本で一番最初に駅での立体交差が行われたものの、駅のリニューアルで今は様子が一変した折尾駅に到着。この折尾あたりからがいわゆる「北九州エリア」となっていきます。ここから先は再び北九州の街に近づくにつれて列車の本数も利用者も増えていきます。
列車は約4時間かけて小倉に到着、北九州最大の街であり、九州の玄関口でもあります。時間があればここでかしわうどんでも食べたかったのですが、乗車した列車は小倉での停車時間がわずかに1分未満。到着の記録だけ残してすぐ車内へ戻ることとなりました。19時55分、小倉駅を出発し、鹿児島本線最後の区間を進んでいきます。残る乗車時間も10分となりました。
時刻は夜の20時10分、列車は終点の門司港駅にゆっくりと到着しました。実に乗車時間4時間15分、走行距離196.6km、熊本発門司港行きの長い旅が終わりました。途中で列車番号が変わったり増結を行ったりしたこの列車ですが、前3両の821系は正真正銘、最初から門司港目指して走り切りました。
列車に長時間乗ることが苦にならない私でもさすがに疲れました笑最後は鹿児島本線の使えない?区間快速の話題中心にしてみましたがいかがでしたでしょうか。九州にいる間に乗っておきたい列車の1つに乗ることができたので満足です。非常に長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。また、次回の記事もぜひお越しくださいませm(__)m
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