おはようございます。
大学生時代から重宝する青春18きっぷですが、年々使い方が大胆になって来たなと感じるのですが、少し収入にゆとりが出始めると、オプションでちょっと課金してもいいからもう少しこういう行程を組んでみたいとなっていきます。もちろんそれだけでなく、若いうちにいかに過酷な旅を経験しておくかということも考えるようになり、ここ数年は青春18きっぷだけでそこそこに体力がいる遠出をしているような気がします。
ということで前回に引き続き、大阪方面へと目指していくわけですが、下関発岩国行きの普通列車に乗っていると3時間半近く同じ列車に乗車していることになるので、座っていても非常に疲れがたまってきます。同じ体制で座り続けることって普通に体動かすより疲労感のある疲れ方をするような気がします。ということで20分停車の徳山で少し体を動かしておくことに。ここから岩国まではさらに1時間ほどかかります。
ここまでも海沿いを走るところが多かったですが、ここから先はさらに海沿いを走ることが多くなります。山陽本線から見える海は瀬戸内海ですが、瀬戸内海は波が非常に穏やかであり、かつ島が多くあるため多くの船が行きかう姿が見られます。また、島と行きかう立派な橋も見られるのが特徴です。
下関の出発から3時間半、無事に終点の岩国に到着。ここもまた海の街であり、造船の町としても知られています。岩国近くになると車窓からも工場らしきものが多く見られます。さて、この岩国で乗り換えます。待っていた車両は227系、「Red Wing」の愛称でも知られるこの形式ですが、「国鉄広島支社」とも揶揄された広島地域の車両を一新した形式です。私も何気に初乗車となります。
115系とは違って車内もきれいですし、空調の効きも非常によくなりより快適な移動となります。まずは、この岩国から広島へと目指していきます。岩国は山口県の一番東にある市であり、列車に乗るとすぐに広島県に入ります。
広島県に入ってまず見えてくるのが厳島。宮島として知られ、その中でも厳島神社が非常に有名な広島一の観光地です。JRの宮島口駅からすぐのところから島への船が何本も出ており、宮島口駅から乗ってくる人たちも国内国外問わず観光客ばかりでした。私自身も宮島は小学校に時に来て以来ですので、また行けるタイミングがあれば行ってみたいなと思います。厳島神社以外にもめぐるべきポイントはあるので、いろいろ勉強してから行った方が面白いでしょう。
さて、列車は宮島口から広電こと広島電鉄の線路と並走するように広島市中心部へと目指していきます。ちょうどこの日は広島駅近くにあるマツダスタジアムでカープの試合が行わるようで、ちょうど試合開始前に到着するこの列車も広島に近づくにつれて赤色のカープのユニフォームを着た人たちが増えてきました。
博多の出発から約6時間半、広島駅に到着しました。この広島は博多から大阪に行く途中で神戸についで2番目の都市、大阪と神戸を阪神圏でくくるとすると第1の都市になってきます。それだけ人口も多く、また広島は歴史の街でもあることから観光客もとてつもない数になっています。私は今回は広島観光をしている余裕はないのですが、今回乗車した列車に乗っても広島で降りて後続の列車に乗っても結果は同じなのでいったん広島で下車します。
広島で30分ちょっとの球形で腹ごなしをした後は再び227系に乗り込んでいきます。1本前に乗った列車は広島市から少し外れた白市止まりの列車でしたが、今回乗車するのはさらにその先山陽新幹線との接続駅でもある三原の1つお隣の糸崎行きの列車です。この白市から先、三原や糸崎まで行く列車は1時間に1本程度なので乗り過ごしなどには十分注意する必要があります。
広島駅からは約1時間ちょっとで糸崎駅に到着。ここまで博多から実に8時間ちょっとかかりました。しかしながら、ここはまだ広島県です。旅のゴールはまだまだ先になります。今回の記事も十分に長くなりましたので、ここまでとして糸崎から先はまた次回の記事へのお楽しみということで!非常に長い記事でしたが、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m