おはようございます。
大阪の玄関口とも言われる「新大阪駅」、前回に続き今回は在来線のエリアをめぐっていこうと思います。在来線は京都線とも呼ばれる東海道線と貨物線を用いて開業したおおさか東線が乗り入れ、ほかにもこの新大阪周辺にある貨物線を利用した各特急列車が発着しています。
まず、在来線のホームから見ていきましょう。在来線の1番線と2番線のホームはおおさか東線と特急列車が使用しています。今年の春まではおおさか東線が新大阪発着でしたので、この2つのホームから発着されていましたが、大阪駅うめきたホームが新設されてからはおおさか東線が大阪まで運転されるようになったため2番線は主に特急専用のホームとなっています。
この2番線そしてうめきたホーム方面の列車が発着する3番線からは紀伊半島方面の「くろしお」や関西空港方面の特急「はるか」などの発着も見られます。コロナで一時期特急列車の運休も多く見られましたが、今ではほぼ以前の本数走るようになったので特急ホームも観光客など中心ににぎわっています。
4番線以降が京都線のホームになっており、各番線によって発着する種別が決まっております。この新大阪周辺の区間は緩急別の複々線になっており、主に外側を新快速や特急など上位優等種別が走ります。ただ、この新大阪から大阪までは1駅で全列車が停車するので、新大阪まで新幹線でやってきて大阪に出る場合は7,8番線のどちらでも早く来た電車が一番先に大阪に到着するようになっています。
一番端っこの9,10番線は特急列車専用のホームのようになっており、北陸からやって来たサンダーバードや京都から鳥取へ向かうスーパーはくとなど豪華なラインナップの列車が発着します。1日1本だけの高山からやって来る特急ひだ号もこのホームからの発着です。在来線のホームは5面10選だけあり、これらの列車をさばいています。
さて、駅周辺は大阪駅ほどではないにしてもビジネス街として発展しています。どうしても新幹線との乗換駅としての特徴が大きいため、ビジネスビルやビジネスホテルなどが多くて、大阪の観光はやはりここからJRや地下鉄に乗って梅田や難波などの中心部へ出る必要がありそうです。
最後に新大可に乗り入れるもう1つの路線が大阪メトロの御堂筋線。大阪の地下鉄の中では一番の知名度があり、その輸送力は10両編成がほぼ4分間隔でやって来るので日本の地下鉄で一番なのではないでしょうか。この御堂筋線ですが、この新大阪から大阪方面に1駅進んだ中津までは地上区間を走ります。この新大阪駅折り返しの列車もあり引き込み線もあることから、地上区間で地下鉄の車両が3編成並ぶシーンも見られ、新大阪駅の中でもトップ3には入る見どころポイントではないでしょうか。
ということで、新大阪駅を探っていきましたが浅く広くなので本当に何か深いことが分かったわけではありませんが…笑ぜひ大阪に旅行に出かける際は何かのお役になるのではないでしょうか。次回の探っていく駅はどこになるでしょうか、ぜひお楽しみに~