えのきだけの気ままなブログ

インフルかかっておりました。。。復帰までお待ちください。

MENU

《西鉄・JR九州》【西鉄の圧勝!?】通勤ラッシュ時の輸送力の差が見えてしまった!

西鉄に大きく差をつけられたJR九州とは?西鉄の賢さが垣間見られるラッシュ時の車両運用が面白いです。

 

 おはようございます。

 

 岡都市圏の輸送を担う鉄道は大きく分けて3つあります。福岡市営地下鉄JR九州、そして西鉄です。福岡市営地下鉄はその名の通り市内の主要部そして住宅地を結ぶ路線ですが、郊外都市内の輸送は主に後者の2つ、JRと西鉄が主な役割を担っています。この2つの鉄道ですが、北側南側ともに並行路線としてライバル路線のような立ち位置になっています。

 

 しかし、利用者目線からすると利便性に大きな違いが出ています。それは、昨年のJR九州ダイヤ改正で沿線住民からかなりの批判を受けているように、JR九州は都市部の輸送にもかかわらずどうにも輸送サービスの低下を感じてしまいます。一方で西鉄は首都圏のように混雑を裁くべき出る気限りのことをしているのがよく見て取れます。その差を一番感じる、というか西鉄がうまくやりくりしてるなと感じるのが車両の運用の仕方です。JRと西鉄を比較しながら見ていきましょう。

 

前3両は座席の撤去が行われた813系、その後ろ3両がロングシートの817系。この2つがラッシュ活躍すればいいのですが、、、

 

 まずはJRから、鹿児島本線で主に運用されているのは811系と813系、817系3000番台が主で朝に一部だけ415系1500番台の運用もあります。まず、一番に感じることはなんといっても車両両数が減らされてること。朝のラッシュピークではなくとも混雑時間帯に811系4両編成で博多駅に乗り込んでくる列車もあります。

 

811系も前4両の未更新車はクロスシート車ですが、後ろ4両のリニューアル車はオールロングシートに交換されています。

 

 そのほか、JR九州は811系のリニューアルにあたり混雑緩和として従来の黒るシートからロングシートに変更、さらに813系200番台及び1100番台などで座席の撤去を実施。これには批判も来ているようですがラッシュ対策としては仕方ないことでしょう。しかしながら、最混雑時間帯にせっかく対策を施したこれらの車両が充てられないことも多々あります。さらに817系3000番台もロングシート車でラッシュ時にフル活用されてるとはいいがたい運用になっています。

 

 ただ列車の本数が減っただけではなくこうした車両の使い方が混雑をより招いている部分もあるでしょう。もう少し車両の運用面を考えれば今の本数でもいくばくか混雑が緩和するのではと思ってしまいます。ちなみに、最近走り出した朝の臨時列車は415系1500番台が充当、運用的にそうなるのは必然とはいえ、混雑緩和策としてしっかりロングシート車を充ててるのは正しい選択ですね。

 

日中時間帯は主に急行や特急への充当が多い3000形、長距離運用にはもってこいの転換クロスシート車です。

 

 さて、西鉄はというと、とりあえずJRよりも混雑が激しいのです。車両の規格はJRよりも少し小さめであるために1両あたりの定員が少ないのは仕方ないとしても、それでも混雑が激しいです。実際に乗ってみるとわかるのですが、首都圏並みの混雑です。そこで、にh私鉄はしっかりラッシュ時の車両の運用を分けています。

 

 西鉄の車両は3ドアクロスシート車の3000形、そして3ドアロングシート車の5000形、9000形(7050形もありますけど)、4ドアロングシート車の6000形、6050形があります。まず、3ドアクロスシート車の3000形はその特性を生かして日中帯は特急や急行など優等列車に優先的に当てられます。しかし、ラッシュ時は詰め込みが利きません。そのため、混雑の激しい朝夕の優等列車には当てられないようになっており、朝夕は混雑がいくばくか落ち着いてる普通列車中心に充当されます。

 

6000形の7両編成、オール4ドアでロングシート車なので詰め込みが一番効く電車が朝夕は活躍します。

9000形も2両編成と3両編成を変幻自在に扱って6両編成や7両編成でラッシュ時は活躍してます。

 

 朝夕のラッシュ時の優等列車はというと4ドアロングシートの一番詰込みの利く、6000形と6050形を中心に、ロングシート車の5000形や9000形優等列車に充てられます。ちなみにこれらの9000形を除き5000形や6000形などは日中は主に普通列車メインで、5000形がたまに優等列車に充てられる程度です。しっかり、車両の特性と使う場面を分けているのがよくわかります。

 

 こうしてみると福岡都市圏の輸送は西鉄に軍配が上がるような気がしますよね。ただ、JRと西鉄を比べたときに負けてしまうのはなんといっても終電の時間です。JRは博多から出発する鹿児島本線は上下ともに0時過ぎまであるのに対して、西鉄西鉄福岡を出発る終電が23時半過ぎととても早い時間となっています。西鉄が終電を0時ごろまで伸ばしてくれたら圧勝な気がするんですが、そこら辺はトレードオフという感じなんでしょうかね。いろいろな事情があるとはいえ、やはり西鉄の車両の使い方はうまいですね。ぜひ福岡に行くことがある際は西鉄に出向いてみてはいかがでしょうか。

 

↓各種サイトへのリンクもよろしくお願いいたします!
人気ブログランキングでフォロー
 
鉄道コム
 

                                        

鉄道コム

↑バナーのクリックお願いします!