おはようございます。
福岡といえばなんといってもバスの街、市内そこらじゅうを西鉄のバスが走っています。バスが無ければ生活ができないという人も多くいるぐらいバスが発展している待ちですが、その象徴として通常の路線バスなのに都市高速をぶっ飛ばしていく路線が多くあるのです。
高速道路を走るバスといえば鉄道の敵にもなる高速バスが一般的ですが、福岡の高速道路を走るバスは一味違います。普通の路線バスの車両の行き先表示機の系統番号の上に「都市高」という文字が見えればそれはもうスリリング満天の路線バスの高速道路走行が楽しめます。
都市高速を走る路線は主に福岡市内だと、博多駅や天神周辺と福岡タワーやPAYPAYドームのある百道浜周辺を結ぶ路線や、同じく博多駅や天神と福岡市内の南の寳保住宅地を結ぶ路線などが挙げられます。特に、前者の百道方面は観光スポットやそれこそPAYPAYドームでの野球の試合やライブなど多くの利用者がいる路線です。
そして一番面白いのは、普通の路線バスであるために座席は2列のシートが並ぶとかではなく、普通の路線バスのようにロングシートぽいところもあれば、段差があって最後尾に5人が座れるようなシートもあったり。もちろんシートベルトもありません。それどころか混雑してると立ち客もいます。
今回乗車したときはちょうどドームでのソフトバンク戦の開始時間前だったので、立ち客どころか天神の時点で積み残しが発生するレベルで混んでました。帰りは比較的すいていたので着席できましたが、なかなかに面白い体験ができる福岡の西鉄バス。ぜひ、福岡に立ち寄った際は一度でもいいので乗ってみるべ出来はないかと思います。