こんばんは。
いよいよ明日2023年3月18日は相鉄新横浜線と東急新横浜線の開業日です。相鉄の長年の野望だった都心直通と神奈川県も力を入れて実施していた神奈川東部方面線が完成形を見る日になります。元々相鉄と東急沿線に住んでいた私にとってこれは祝杯を上げないわけにはいかないのでもちろん今日は新横浜周辺など、直通開始直前の様子を見に行きました。
思えば3年半前の2019年11月29日、これは相鉄がJRとの直通運転を開始する全日も相鉄沿線を中心に横浜とその周辺だけで完結する相鉄最後の日を見届けていました。あれから3年半もたつと考えるといろいろなことがありましたが、やはりあっという間という感じがしますね。ということで2019年11月29日に書いた、まだ記事のセンスもない時代のブログをそっと置いておきながら、今回の直通前夜の様子を記事にしていきたいと思います。
まずは、一番のお祝いムードになるであろう新横浜駅。もちろん、駅の中に入ることはできませんが、駅の周辺は地下の駅につながる出口がもうシャッターさえ開ければお客さんを入れれる状態に。長らく続いた新横浜駅の工事もいったん一段落でしょうか。あとは、周辺の工事車両などを撤去すれば完成という感じです。この新横浜駅は相鉄と東急の共同管轄で、駅のホームは2面3線となっております。明日にはピカピカのホームに多くの鉄道ファンや東海道新幹線を中心に乗り換え客で混雑することでしょう。
続いては東急新横浜線の分岐点となり、現在の目黒線の終点でもある日吉駅。ここでは、駅名票や電光掲示板なども整備されており、明日の開業に向けて準備ばっちりという感じです。日吉駅の2番線は目黒線の当駅止まり専用のホームでしたので、これまでは電光掲示板などもなく、ホーム案内表も「降車専用」でしたが、明日からはここから発車する営業列車も多数発生します。
続いては相鉄線内の各駅の様子です。相鉄線内も各駅で乗換案内や停車駅案内など各種掲示物が取り替えられ、明日の直通開始に備えられています。トップにあげた2019年11月29日時点では海老名と横浜、そして湘南台だけだった路線図もものすごい細かく多岐にわたっているのがよくわかります。ここ4年でおおきく変わったなと感じますね。
そして、個人的に思い入れの強い羽沢横浜国大駅。母校の名前が駅名についているだけではなく、かつての住んでいた時にまさかの「コンビニはできなかったけど最寄り駅はできた」と言っていただけに、こちらも開業一番列車に乗りよく使わせてもらった思い出があります。今日までは羽沢横浜国大から都心方面へは新宿行きが大半で朝に一部川越や大宮などがあるぐらいで、本数も少なく開業後しばらくはこの駅大丈夫か?と言われたほど。それが、明日からはJR線方面と東急線方面の分岐点となり行き先も多種多様なものになります。このあっさりとした電光掲示板も明日からは華やかなものになるでしょう。ちょっぴり寂しい気持ちとワクワクが止まりませんね。
そして、出会いもあれば別れもある、、、ということで今日は相鉄の「急行」のラストの日。急行のラストランはこの記事を投稿した後の0:15に横浜を出る海老名行きのはずです。もちろんそれには乗りに行けないのですが、いつも通り金曜日で飲み会帰りのサラリーマンや若者でごった返す中に、今日は鉄道ファンも多く乗り込むことでしょう。
というわけで、この記事を書いてる数時間後には首都圏の鉄道ネットワークがさらに広大で便利で、そして何よりも複雑怪奇なものになります。もちろん便利になるところもあれば少し不便になるところもあるのは事実です。この直通運転が首都圏の鉄道業界にどう影響与えるのか、また神奈川と東京方面の人の移動の変化には注目していきたいものです。それでは、明日も朝が早いのでおやすみなさい。