こんばんは。
昨年末の11月に開業したJR相鉄直通線ですが、早くも3か月が経過しようとしており認知度が割と上がってきているのかなというのが見て取れます。というのも利用率が徐々にではありますが上昇している感じで、本数が本数ですが首都圏の鉄道ネットワークを1つ大きく変えたといえるでしょう。
さて今回はそんなJR相鉄直通線に駅、羽沢横浜国大駅を1日で1番に発車する始発電車に久しぶりに乗りましたので記事にします。ご存知の方も多いとは思いますが、この羽沢横浜国大駅を1日で1番最初に発車する電車はJRへ向かう電車でなければJRからやってくる電車でもなく、この羽沢横浜国大駅を始発とし次の相鉄本線との分岐点である西谷が終点の超短距離電車です。
羽沢横浜国大駅を平日であれば5:38に、休日であれば5:55に始発電車が出ます。この西谷行きは本来武蔵小杉方面のJR直通電車が発着するはずの2番線から出発することになっており、駅の電光掲示板には新宿方面の電車と西谷行きの電車が並ぶ形になります。まだ日が昇る前ですので薄暗い中とはいえ駅のホーム自体は地下なのであまりそんなこと気にすることはないですが…
この羽沢横浜国大駅発西谷行きの電車は早朝に2本設定されており、すべて西谷到着後は留置線で折り返し羽沢まで折り返し回送になり、羽沢始発になるという流れですが、最後の羽沢横浜国大始発の電車は海老名行きなので海老名まで行きます。そして、注目なのが海老名での折り返しが川越行きになります。これは開業前に発表されたダイヤから読めていたことなのですが、川越行きにつながるということは充当される車両がJR埼京線の車両ということ。ちはみに開業当日は多くのファンが驚いていましたが個人的にはやっぱりかという感じでした。
さて気になる乗車率はというと…1両に1人いればいいぐらいといった空き具合…ただこれに乗ると横浜に6時前ぐらいには到着できるので便利なんですよね。特にこれだけの早朝だとバスも走っていないので早くに横浜へ向かい人のためにもこの電車は引き続き残してほしいものです。
羽沢横浜国大から西谷まではもの3分足らずで到着です。羽沢横浜国大のホームが武蔵小杉方面のホームからのいわゆる「逆出発」なので出発後すぐに転線して西谷に向かいます。発車するとすぐに「まもなく終点西谷」というアナウンスが聞けるほど…羽沢横浜国大から武蔵小杉は15分もかかるのにこちらはあっという間というアンバランス感がすごいですね。電車が西谷につくとたいてい「回送」と表記され、あまり意味のない降車確認をして留置線へ向かいます。ちなみに羽沢横浜国大始発の電車は本線の海老名方面に接続しており、中でも始発の5:38発が接続する各駅停車海老名行きは相鉄車の73運行というこれまたJR直通がらみの運用で、必ず12000系が入ります。現在はこれだけの本数ですが東急との直通開始の際にはぜひ首都圏方面の始発をもう少し早めてほしいですね。特に新横浜経由ですので新横浜6:00の東海道新幹線ひかり号に接続できるダイヤだと利便性も向上しそうです。