おはようございます。
真新しいホームで待ち構えていたのはヨコハマネイビーブルーの各駅停車浦和美園行き。もちろんメトロ車や東急車ではなく相鉄の車両。そしてここは天下のJR東海道線の神奈川の玄関口である新横浜駅の地下、いよいよこの瞬間がやってきました。東急と相鉄の開業、新時代の到来です。羽沢横浜国大の開業時に一番列車に乗ってから約3年半、また一番列車に乗れることは大変感激です。
まず今回乗車したのは新横浜5:08発の正真正銘東急新横浜線開業の一番列車。この列車本来は東急車運用ですが、開業に合わせてか相鉄車の代走でスタートを切りました。ピカピカの駅舎で出発式も執り行われ、多くのファンを乗せ、多くのファンに見送られついにこの時がやって来たという感じがします。まずはこの相鉄21000系の21102×8で新綱島を目指します。東急新横浜線の新駅である新綱島、新横浜からだと約4分ほどかかりました。駅間が短い東急の中ではかなり長い駅間のように感じました。新線ということもあり線形もいいので、乗車したYNBの車両はかなりのスピードでトンネルを駆け抜けていきました。ちなみに自動放送はもちろん東急仕様、あの東急の放送を相鉄の車両で聞けるのはやはり新鮮です。
そして、新綱島に到着しここで下車。いったん浦和美園行きを見送ります。ここで待ち構えるのは目黒線からやって来る新横浜線下りの一番列車であり、初の東急から相鉄へ行く電車です。やって来たのは東急車の3104F、2年前までは行き先も3色LEDで6両編成だったのにすっかり洗練されて相鉄に乗り入れていきます。今来た道を戻るような形で乗車しました。一番列車ということもあり、先頭車は積み残しが発生するほどの混雑でした。目黒線の車両ではなかなか味わえない、高速走行を楽しめました。
新横浜に到着するとここからは相鉄になるわけですので、行先表示や自動放送も相鉄仕様に。先ほどの相鉄車で聞く東急線の案内と同じく、こちらも違和感満載。まだ実感がわかないというか、不思議ですね。新横浜から羽沢横浜国大までは約3分半ほど、ここまでは新線区間。ここから先は既存の区間になっていきますが、東急車が降るノッチで坂を上るのは新鮮でした。
西谷からは折り返しの小川町行きに乗車していきます。相鉄と東急の直通線で一番の目玉列車といってもいいかもしれません。充当されたのは5173Fから改番された4111Fでした。いつも東急で乗っていたあの車両が西谷から乗れることもこれまた感激。何よりも一番列車が4111Fというのもオタク的にはアツいところです。落ち着く日立IGBTのVVVF音を聞きながら羽沢横浜国大に到着。ここでいったん下車しました。あっという間でしたが、それぞれの一番列車に乗れたので、いい記念になりました。
ちなみに、昨日夜の記事でも書いた自分なりに思い入れのある羽沢横浜国大ですが、今回の東急との直通開始に伴って始発がだいぶ早くなりました。元々は新宿方面の始発が6:05発の新宿行き、海老名方面が5:38発の西谷行き(土日は5:55発)でしたが、都心方面が5:38発の小川町行きに、海老名方面も5:22発の海老名行きとなり大きく変わりました。やはり、何といっても新横浜6:00発のひかりや6:03発の臨時のぞみへのアクセスが良くなるのは大きいのではないでしょうか。
ということで一番列車に乗ってきたという記事を一番にあげたく3年ぶりに張り切りました。いったん身支度を整えて、改めて開業後の様子を見るべくこの後沿線に繰り出します。