おはようございます。
いよいよ開業まで1年を切った相鉄東急直通線、すでに開業している相鉄JR直通線と合わせて広大な首都圏の鉄道ネットワークができると期待が寄せられています。そんな中で東急との直通線開業のタイミングで期待されているのが新横浜へのアクセスですが、大きな注目されることなくちょっとずつ変化しているのが既に開業している「羽沢横浜国大駅」です。
2019年11月30日の開業以降、周辺には何もないと騒がれ続け、実際私もよく利用した駅ですが、駅を降りても何にもないことは重々承知していました。そのくせして駅舎は立派なので本当鉄道空白地帯にできたたいそうご立派な駅という感じでした。そんな、羽沢横浜国大駅をおよそ1年ぶりに訪れてみることに。
昨年5月に駅前に神奈川県を中心に展開するドラッグストアがオープン、ようやく駅前に買い物ができる場所ができました。そして、駅前の土地は本格的開発が進んでおり、今回訪れたときはまさに見違えるようになっていました。思えばもう3年前ですか、あの時は更地に簡易的な契約駐車場があった程度。これでも大きな進歩です。
駅前の開発は三菱や東急といったまさに土地開発の最大手に加えて、その名が関する私の母校でもある横浜国立大学が一枚かんでるようで。横浜国立大学は【都市科学部】なる不思議な学科もあり、都市開発や街づくり、あとは地域経済などに力を入れている部分もあり、まさに研究にもってこいの身近な事例なのでしょう。相鉄不動産は駅前開発にはあまりかかわっていないようですが、相鉄グループの社長が横浜国立大学出身ということも今回大学も加わって進められている要因でしょう。
駅前には大きな高層ビルが建つ予定で、5階から上のフロアはマンション、それより下は商業施設が入るようで少しばかりにぎやかになりそうです。なんといっても新横浜、武蔵小杉、渋谷へのアクセスがさらによくなりますからね。とはいえ、やはりここは横浜市、羽沢横浜国大駅周辺の1つの難点は市内の中心部横浜・桜木町方面へのアクセスが悪いことでしょうね。ここが改善すればこの周辺もかなりにぎやかになるんでしょうが、、、(鉄道では難しいのでバスともうまく連携できればいいのですが…)
さていろいろ期待が膨らむ羽沢横浜国大駅周辺、現在でこそJRと相鉄の車両だけが20分から30分に1本程度のペースでやって来るのみの駅ですが、来年にはかなり本数も増え車両もバラエティになります。そして駅前の商業施設なども2024年には完成予定、さらなる躍進が期待できます。鉄道ファン的にも東急と相鉄とJR東日本の車両が1つのホームにやって来るというのはなかなかにないもので、現実味が帯びてきてよりわくわく感が出てきます。
2年半前の新駅開業のタイミングでは始発列車に乗車し開業直後の駅を訪れましたが、来年もぜひ直通線開業のタイミングで一番列車で乗り込みたいと思いますが、果たしてどうなることやら。カウントダウンが始まり、いよいよ相鉄と東急がつながります。