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《旅日記》【18きっぷ旅】九州をぐるっと一周の旅⑥~最終回:いざ最南端へ~

日本のJRで最南端の駅である「西大山駅」へ、指宿枕崎線に乗車していきます。

 

 おはようございます。

 

 本全国を走る路線の中でも最南端を走る普通鉄道であるのがJR九州指宿枕崎線です。九州新幹線との乗換駅である鹿児島中央駅から桜島を望みながら海沿いを南下していき、終点は薩摩半島の西端である枕崎駅になります。鉄道ファンであれば一度は訪れてみたい路線なのではないでしょうか。今回の旅は九州一周旅ということでやってきましたが、せっかく九州にやって来たのだから行かない手はないということで指宿枕崎線でJR最南端の駅を目指すことにしました。

 

鹿児島中央から指宿枕崎線へ、電光掲示板に表示される行先も鹿児島まで来たなと感じます。

 

 鹿児島中央駅で待ち構えていたのはキハ47の国鉄気動車JR東海JR東日本からは引退してしまいましたが、JR西日本やこの九州ではまだまだ現役で走っています。簡易的な行先看板に「枕崎」と表示しているのがここまで来たんだなと実感させられます。

 

キハ47の窓に掛けられた枕崎行きの行き先です。

 

 さて、この指宿枕崎線ですが面白いことに鹿児島を走るJRの中ではどの路線よりも始発電車が早く本数もそこそこに設定されていることです。JR最南端を走る路線ということですごいローカル線をイメージしていましたが、鹿児島市内近郊区間についてはそこそこの本数が設定されており、学生や通勤客でにぎわうようです。

 

鹿児島中央を出るとしばらくは市内を走ります。非電化区間なので架線もなくすっきりしてます。

鹿児島湾から桜島が望めます。少しもやがかかってるのが残念です。

指宿までは特急列車が走っているのも特徴でしょうか。

 

 鹿児島中央駅を出るとしばらくは市街地を走ります。非電化の路線ながら立派な高架区間と高架駅を通るのもなかなか面白いものですね。喜入駅指宿枕崎線の1つの運転境界駅になっており、ここから先は少し本数が減っていきます。ここから先は鹿児島湾沿いに走るようになり、左手に桜島大隅半島を眺められるようになります。

 

ここは二月田駅、なにかポイントがあるわけではないですが、郊外から離れるとローカル線ぽい駅舎になってきますね。

                                        

                                        

西郷隆盛篤姫で有名な地ということもあり、マスコットとともに足湯が駅前にはあります。

 

 砂風呂で有名な指宿までやって来ると、だいぶローカルな街並みになってきます。この指宿までは特急列車も走っており普通列車も1時間に1本程度は確保されています。しかしここから先は本当にローカル線の雰囲気さながら、沿線に映える草をかき分けるように1日数往復の列車が走る程度になります。乗車していた列車はそんな本数少ない区間まで直通する枕崎行きですのでこのまま乗り通します。ちなみにこの指宿駅は駅前に足湯があり温泉街ら使役になっていること、そして少し歩けば飲食店もそこそこにあるので途中下車して何か休息するのであればこの指宿が一番ですね。

 

まもなく西大山駅に到着、引退車両でも出迎えるかのようにカメラを構えた人たちが多くいますね。

西大山の看板とキハ47、これぞローカル線という感じです。来た価値は十分にありました。

 

 鹿児島中央から乗ること約1時間半、今回のお目当てである西大山駅に到着です。この駅はなんといってもJRのみならず、沖縄のゆいレールを除いたいわゆるレールを2本敷いて走る普通鉄道の最南端の駅にあたります。よっぽどのことがない限り来ないだろうと思っていた駅によっぽどのことがあってくることになったのに感激です。この駅ですが最南端ということもありこのエリアでの観光スポットにもなっているようです。

 

西大山に到着する列車です。午後は逆光になるので、朝一で開聞岳をバックにやって来る列車を撮りたいですね。

 

 しかしながら、電車の本数が少ないがために車やバスなどでやって来る観光客が大勢。致し方ないことなのでしょうが、駅に来るなら電車に乗っていくのが当たり前じゃないんですね、、、まあ列車でやってきてそこから先に進んだり引き返すのに運が良ければ1時間待つだけでいいものの2時間や3時間待つとなると旅程立てにくいですからね。駅前には1日に西大山駅に停まる電車の本数より多い車が止まっていましたね。

 

山川駅からは黄色い車両であるキハ200に乗車していきます。

山川駅には日本最南端の有人駅という木彫りの看板が駅前には掲げられています。

 

 本当であれば枕崎まで行きたかったのですが、列車の本数とのこの後の行程を考えるとここまでが限界でした。ここからもキハ47とキハ200に乗り継いでかごしまちゅうおうへもどります。途中山川で途中下車、この駅が有人駅の最南端駅。つまり先ほどの西大山駅含めこの山川から枕崎までは全て無人駅となります。

 

最後は鹿児島でゴマサバを肴に焼酎をいただきました。個人的には日本酒の方が好きですね。

 

 およそ5時間かけて鹿児島中央へ戻ってきました。長かった九州一周の旅程も残りはここから鹿児島本線で川内まで向かい、そこからは新幹線に乗車して博多へ戻ります。およそ6回にわたったこの記事もご覧いただきありがとうございました。次回のシリーズもぜひお楽しみに!

 

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