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《旅日記》【乗車記◆私鉄全線走破旅◆】小湊鉄道編②~菜の花の風景とともに終点へ~

上総牛久からさらに内陸部へ、ここから先は未踏の区間となので初乗車です。
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 こんばんは。

 

 湊鉄道の楽しみ方というとなんといっても菜の花や桜といった春の季節に訪れるべき美しい風景のところが非常に多く、そういったところへ訪れることにあるでしょう。小湊鉄道の菜の花の見どころポイントは、今回の記事で取り上げる上総牛久からさらに東側の上総中野までの区間で非常に多くなってきます。

 

上総牛久駅から出発し、養老渓谷方面へと向かいます。牛久駅には休車扱いの車両?がおかれています。

「汽車」という言葉が選ばれているあたり、この路線の特徴を表していますね。

 

 前回の記事で上総牛久までやってきましたので、今回は上総牛久駅から約1時間後にやって来た養老渓谷方面行きの列車に乗車して菜の花の見どころスポットへと進んでいきます。前回乗車したのはJR東日本からの譲渡車両であるキハ40でしたが、今回乗車したのはキハ200でまさに小湊鉄道の車両という車両でした。この車両は編成によっては登場から60年が経過しており、それが主力車両として活躍しているのでローカル線という感じを強く受ける一方で、なかなか新型車両へ置き換えが難しい財政事情も察してしまいます。

 

上総川間駅前にあるスーツケースが埋められた石碑に様なもの、いったい何の目的で作られたのか…

上総鶴舞駅はロケ地にもなったことで特に春のシーズンは多くの観光客でにぎわいます。

 

 上総牛久駅を出発してしばらくすると沿線にちらほら菜の花が咲いている様子が見られます。それとともにカメラを向けた観光客も徐々に多くなってきます。その中でも特徴的なところといえば、上総牛久駅のお隣である「上総川間駅」。この駅前には、そこまで背が高くない石碑みたいなものがあるのですが、不思議なことになぜかスーツケースが埋め込まれているという状況。テレ朝系の「ナニコレ珍百景」でも取り上げられたことがあるそうな。

 

 そしてその上総川間駅のお隣である「上総鶴舞駅」は、どうやらドラマなどのロケ地にもよくなるそうで、観光客もひときわ多かった駅になります。駅もカーブしており、走り去る列車と菜の花がいい具合のアングルで撮影できるんでしょうね。私は下車せずにそのまま列車に乗車し続けて先へと進んでいきます。

 

里見駅に到着、ここは駅前に菜の花が広がっており、小湊鉄道の春らしさを感じられるところです。

                                        

                                        

里見駅の前で物販スペースで販売されていたお弁当。自然に囲まれた中でおいしくいただきました。

歴史ある看板とともに、ローカルな雰囲気がすごい漂う駅舎です。

 

 次に下車したのは里見駅です。里見駅は駅周辺が菜の花に囲まれており、駅の周りを散策するだけでも菜の花を十分に楽しめます。そして、列車の行き違いで停車時間が10分近くある列車も日中帯にあるため、駅前には地元の方々による簡単な物販スペースがあり、そこでは地元の食材を使ったご飯が買えます。私も味ご飯と焼きそばを購入し、菜の花がみられるところでお昼にしました。これら合わせても400円ぐらいとかなりお手軽に食べられるので、小湊鉄道の旅の際にはぜひ立ち寄ってみてほしい駅ですね。もちろんここでお弁当類を購入し、列車に持ち込むのもアリですが、キハ40以外はロングシートの車内なので食べにくいかもしれません。

 

沿線の桜はまだ見ごろではなかったですが、菜の花は見ごろでしたので沿線にも撮り鉄が多かったですね。

小湊鉄道での知名度の高い飯給駅、田んぼの向こう側で両サイドの桜が列車を挟むあの写真の撮影地はココです。

 

 里見駅で腹ごしらえをし、菜の花と列車の写真を撮った後は再び養老渓谷方面へと向かいます。今回乗車したのは養老渓谷行きであったため、小湊鉄道の終点である上総中野まで行くにはさらに乗り換えが必要となります。里見から養老渓谷まで向かう途中には、田んぼの水と桜が有名である飯給駅も通ります。訪れた日はまだ桜が開花前でしたので、そこまで人は多くなかったですがこの飯給駅小湊鉄道ではトップ3に入る有名な駅で特に夜桜と絡めるには絶好のポイントとなっています。

 

 養老渓谷到着間近の上総大久保駅養老渓谷駅間では菜の花のじゅうたんが広がるかのように一面の菜の花の真ん中を列車が走るという光景があり、ここもまた観光客が非常に集まるところとなっています。とはいえ、駅間が長いだけあってこの撮影ポイントまでは歩いても30分以上はかかるため、今回竿庫での撮影は断念してしまいました。正直なところ撮影ポイントへは電車よりも車の方が便利なんですよね。(もちろん駐車スペースなどがあるわけではないので十分に配慮する必要がありますが、、、)

 

上総中野に近づくにつれて菜の花の広がるところも多くなってきます。

養老渓谷の駅は観光客向けのお店も多く、丸々大きなイチゴが乗ったソフトクリームを私も食べました。贅沢ですね笑

 

 養老渓谷駅で一息ついたあとは、最後の1駅間に乗車すべく1時間近く後にやって来る後続の電車で向かいます。養老渓谷までも本数は少ないものの、養老渓谷折り返しの列車も数本あるため、上総中野まで行くにはさらに本数がぐっと減ります。ちょうど観光シーズンでしたので乗客は多くいましたが、これが平日であったり観光シーズンからずれたタイミングだとどうなっていたんでしょうね。かなり利用者は少ない地域になっているようです。

 

終点の上総中野に到着しました。駅前には花壇があり、花がちょうど咲き始めたタイミングでしょうかね。

終点の上総中野駅もちょうど房総半島の内陸中央部ということもあって自然に囲まれ民家も少ないところです。

 

 今回は途中の駅で何度か降りたりしたので、五井から上総中野まで5時間ほどかかりましたが、どこも下車せずに乗り通すと約2時間ほどで到着します。(それでも2時間かかるのですが笑)また、行楽シーズンは養老渓谷から五井までトロッコ列車も走っており、以前私も乗車したことがあります。

 

 トロッコ列車ですと普通列車よりもスピードが出ないためもっと時間がかかりますが、それでも窓がない分小湊鉄道の車窓を間近で楽しむことができるのでお勧めです。房総半島となるとちょっと行きにくい部分ではありますが、特に春には時間をかけて乗りに行く価値のある路線ですので、また来年も今度はカメラ重視で行ってみたいです。最後までご覧いただきありがとうございました。ちなみに、今回上総中野についてそこで旅は終了ではなく、そのままいすみ鉄道に乗車したのでそちらも記事作成に向けて準備中ですので、公開されましたら是非見に来てください!

 

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