えのきだけの気ままなブログ

インフルかかっておりました。。。復帰までお待ちください。

MENU

《相鉄》相鉄も沼!?8000系で編成ごとの違いを見つける~初級編?~

f:id:enoki3120:20201026214429p:plain

相鉄で一番数が多い8000系、今日はその沼に踏み入ってみようと思います笑
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログへにほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

 おはようございます。

 

 日も先日記事にしたばかりの話題で、相鉄の8000系です。13編成製造され既に8707×10が事故による廃車、8702×10が今年の春に経年による廃車となっており今後も一部編成で廃車が出る見込みです。

 

 登場から30年が経過するわけですがそれまでに車内を適宜リニューアルしその時代にあったような内装でいるのが特徴で、それによって編成ごとに差異が見られ相鉄をとことん突き詰めて詳しくなって入り人たちは現存する11編成がすべて異なると言えるほどですので、まあ沼です笑

 

 今日はそんな8000系の編成ごとの差異のうちまずは初級編ということで簡単なところからご紹介できればと思います。これを機に相鉄に興味を持てばぜひとも相鉄に行って8000系の差異を見つけてみてください。

 

◆行き先表示機◆

f:id:enoki3120:20201029210312j:plain

8701×10から8706×10と8708×10、現在は8709×10でも見られるフルカラーLEDの行き先表示機です。
 
 一番わかりやすいのは行き先表示機です。8000系は現存する11編成すべてがLED式となっていますが、3色LEDとフルカラーLEDの編成が在籍しています。
 
 8701×10~8708×10の前期車グループは登場時幕車として登場したのですがその後、幕からLEDに交換される際にフルカラーのものが採用され現在に至っています。幕のころはその当時流行っていた?「種別+行き先」の2枠用意されていたものでした。
 

f:id:enoki3120:20201029210620j:plain

8709×10以降の編成は3色LEDを製造当初から搭載していました。3色LEDだとローマ字表記が一切ありません。
 
 そして後期車グループである8709×10以降は登場時から種別表示器がLEDでした。もちろんこちらの方が前期車グループよりも先にLED化されるわけですが登場時はオレンジや緑中心の3色LEDが最新でしたのでこの行き先表示機が搭載されます。後期車はその後交換されることなく現在に至るので後に登場しながら表示の仕方は前期車より古いタイプになってしまっています。
 
 ただ、8709×10は今年になってからYNB化されたことでフルカラーLEDに交換されたので今後後期車グループもYNB化に当たってそういった交換がなされそうな状況です。
 
 
◆車内の座席モケット◆

f:id:enoki3120:20201026194207j:plain

まずは8000系初期車の8704×10の1号車の車内です。モケットはピンクです。

f:id:enoki3120:20201026200330j:plain

後期車8710×10の車内です。モケットの色や形が前期車とは異なります。

 

 続いては座席のモケットです。これまた現在は前期車グループが途中でリニューアルしたことと後期車が登場時から基本モケットを交換していないために前期車の方が今の相鉄らしいモケットの色になっています。

 

 登場時はベージュ系統の茶色っぽいモケットが用いられていました。そして7人掛けを分かりやすくするためかスタンションポールの横の1人分のスペースを別の色になっています。

 

 更新された前期車(1枚目)の方はピンク系のモケットになっており、座席のタイプもバケット式になって7人がちゃんと座れるようなタイプになっています。これは10000系や11000系などと同じモケットになっており、2000年代の相鉄の標準なのではないかと思います。

 

 またモケットの種類だけでなく座席の両サイドも若干異なっており、リニューアル車は背もたれ部分がしっかり設けられておりドア横で立ちながらもたれかかっても座っている人に迷惑をかけずに済みます。

 

 さて、このモケットの差異ですが基本は前期車と後期車という分け方になるのですが、更新時期の違いからか8701×10とすでに廃車されていますが8702×10は茶色系の登場時のままで8701×10は現在も活躍しています。また、8709×10は逆に後期車グループなのにピンク系のモケットに交換されていました。そして現在はYNB化されておりほかのYNB車に準じたグレー系統のモケットになっており、8000系だけで3種類のモケットが存在することになっています。

 

f:id:enoki3120:20201029212459j:plain

ちなみに今回取り上げたのは主に前期車と後期車の区別になりますが一番中途半端なのが写真左の8708×10です。

 

 最後に今回の記事は相鉄8000系をまずは初級編的な感じで前期車グループと後期車グループを分けるような形で差異を見てきました。しかし、ここで一番悩んでしまうのが第8編成である8708×10です。

 

 この編成は外見上は登場時幕車であったことから現在はフルカラーLEDの行き先表示機、また内装についてもピンク系のバケット式のモケットに交換されており完全に前期車の部類に入ります。しかし、今日は言及しなかった足回りの部分において他の後期車と同じようにIGBTVVVFに交換されており、今後はYNB化の予定もあることから後期車ともいえるような存在です。(前期車は廃車前提でGTOVVVFのままです。)こればかりはどちら、ということもできず私も悩んでいる状況です…笑

 

 さていかがだったでしょうか。まだ初級編ですが大まかに2つの項目に着目してきましたがこれだけでも面白い形式だったのではないでしょうか。前日取り上げた近鉄のように掘り下げれば掘り下げるほど相鉄も面白いと思うので中級編や上級編みたいなのも記事にしていこうと思います。

 

↓バナーのクリック及びタッチお願いします!
 
鉄道コム
 

                                       

鉄道コム

↑バナーのクリックお願いします!