おはようございます。
東横線の代名詞(?)といえばFライナーでしょうか。副都心線及びその先の東武東上線、西武池袋線との直通運転が開始し、元町・中華街から小手指・飯能や川越市・森林公園まで直通する電車が設定されるようになりました。緒距離を走る電車は大半が東横線内特急で副都心線内急行、またその先でもかなり上位の種別に充てられることが多いです。
その中でも2016年のダイヤ改正より東武東上線が地下鉄直通電車に対しても優等電車を設定したタイミングで、「Fライナー」という名称が使われるようになりました。「Fライナー」の愛称は東横線内特急、副都心線・東武東上線内急行、西武池袋線内快速急行で走る列車に用いられています。
基本的に平日と土日の日中に毎時4本走っており、西武方面と東武方面が30分サイクルで走っている形になります。ほぼ全区間を走り切る最速達種別であり、またかなりの長距離を走る電車になります。とはいえなかなか乗り通すことはなく、Fライナーの末端区間まで行ったことは全くと言っていいほどありません。
そこで今回別件の用事もかねて東武東上線の森林公園まで行くことにし、行きはFライナーを乗り通すことにしました。東上線直通のFライナーは東急車や東武車といったあたりの車両が充てられる運用が多いので東横線内での移動の際によく利用し「森林公園行き」という行先も聞きなれたものです。
というわけで横浜から早速055-102列車(横浜10:41発)に乗り込み埼玉方面へ向かいます。この日の車両は東急5050系4000番台の4105F。つい最近まで8両編成に短縮されていた編成でした。東横線内は大変に見慣れた光景になります。
途中の日吉周辺では将来相鉄に乗り入れる新横浜線の準備が着々と進みます。日吉から新綱島(仮)へと続く線路はまだ敷かれていませんが、ある程度の構造は見えてきました。また真ん中に1本引き込み線ができるようで現在と同じように日吉止まりの電車が設定されるんでしょうね。
東横線内は特急として運転するので停車駅は横浜、菊名、武蔵小杉、自由が丘、中目黒、渋谷となります。自由が丘は自社線のみですが、他の駅はすべて他社線との接続駅でもあるので大変に便利な電車です。日中であれば横浜から渋谷まで27分ほどで走り切り、運賃もICカードで272円のはずなので十分に湘南新宿ラインに対抗できるのではと思います。
個人的に好きな区間は日吉→武蔵小杉と自由が丘→祐天寺で、この両区間はともにFライナーもとい東横線の特急が一番飛ばす区間になっています。やや揺れるところもありますが、カーブも多くあまりスピード派の印象ではない東急の中で数少ない飛ばす地点なので毎度楽しんでいるところでもあります。
さてさて、横浜から森林公園までは約2時間もかかります。それだけに乗車記録も長くなってしまうので今回は副都心線の新宿三丁目でいったん一区切りとし、新宿三丁目より先、東上線内の模様は明日以降のお楽しみということでお伝えしようと思います。