こんにちは。
さて3日間にわたる西日本紀行のメインディッシュであります。松江まで山陰本線で移動しましたが再度米子に戻り、19:56発のサンライズ出雲に乗車して横浜へ帰ります。実は私寝台列車というものに乗ったことがなく、今回が人生で初めて列車の中で四を超すことになります。
ちょうどお盆シーズンで大変混んでいて、この近辺の時期は下り(東京発)だと10時打ちでも席が取れないなんてこともあるそうです。さて上り(出雲市発)の方は何とか取れましたので胸を躍らせてホームで待ちます。
ちなみにサンライズはシャワー室が付いていますが、シャワー券が必要でその券も売り切れることがあるので乗る前にお風呂に入るのをお勧めします。特に私は汗っかきですので1日鳥取を散策した後は汗臭くて嫌なので米子で温泉に浸かってから乗車です。(ちなみにA寝台だとシャワー券もついてきます。)
待ちに待ったサンライズの到着です。今回私が乗車したのは1号車のB寝台シングル。昔だと狭いと感じたでしょうけど、1人暮らしをするようになってある程度の狭さには慣れたのでそこまで過ごしにくさはなく、うまく荷物もまとめられたかと思います。
上りのサンライズ出雲だと発車時間が出雲市が19時前、米子も20時前と早いので夜ご飯をどうするかがポイント。乗る前に済ませておくのもいいですが私は松江で購入した駅弁をいただきます。すでにベッドメイキングはされているのでこぼさないようにしないといけないですね。
寝台特急に乗車するにあたってはそれなりに事前知識がないと悲惨なことになりそうです。まず大事なのが水分。サンライズは車内に自販機がありますが、やはり数に限りがあるうえ値段もお高めなのでコンビニなどで事前に買うのがおすすめです。かつ1本ではなく2本あるといいでしょうね。駅での停車時間もそれほど長くはないので乗車前に買っておきましょう。
あとは夜ご飯はともかく簡単につまめるものなどあればいいですね。というのも乗ってしまってからは車窓を眺める以外することがありません。もちろん車内販売もありません。なので1人でも退屈しないようになにか摘まめたり、暇つぶししたりするようなものもあればいいでしょうね。(乗車区間にもよりますが)
さてサンライズ出雲は米子を出ると伯備線に入り岡山の方へ向かいます。この区間は単線ですが岡山と出雲の方を結ぶ特急「やくも」が多く走っているので駅ですれ違うことが多いです。また貨物列車とも多くすれ違い、旅客だけでなく貨物にとっても重要な路線であることを感じます。
さて列車は岡山へ南下し倉敷から山陽本線に合流します。山陽本線に合流するとするに岡山に到着。だいぶカットしましたが夜間走るためあまり車窓を眺めないし写真も撮れないのです…また伯備線は伯備線で日の出ている時間帯に乗りたいですね。
岡山に到着したらすぐにはドアは開きません。ここでサンライズ瀬戸との併結作業があるからです。連結風景は近鉄で嫌というほど見てきているので見れなくてもなんとも思いませんがやはりホームに降りて14両になった姿を見てみたいですね。
ただ岡山でも停車時間が短く連結作業が終了し乗客の乗降が完了するとすぐに発車します。なので連結作業をゆっくり見て乗り込むならサンライズ瀬戸の方に乗るべきですね。
というわけで岡山もほぼ定刻通りに発車し列車は14両で夜の東海道を東へ向けて走ります。私もここで寝ることにしました。結構最初のわりにぐっすり眠れて、姫路や大阪に停車した記憶はなかったです。ではおやすみなさい。