おはようございます。
大分に着いたらなんといっても食べておきたいのが大分名物のとり天。揚げ物の中でもかなりさっぱりとした部類で暑い夏でもサクッと食べられてしまいますね。というわけで大分に着いたらまずはとり天をいただきました。奮発して8本入りの定食にしたのですが、ボリュームもあって満腹になりました笑そのあとは少し西大分あたりまで戻り海沿いを歩いてみました。
大分駅からさらに南下を始めていきます。いよいよ宮崎県へと踏み込んでいきます。大分から南の区間については臼杵まで1時間に1本から2本程度普通列車が走っており、比較的利便性は高いエリアになってきます。大分駅から少し進んだ先には大分車両センターもあり、引退間際の415系やそのほかソニックの車両などが留置されています。
大分からしばらくは海沿いを走るものの気づけば山の中を走っているようになります。ちょうど瀬戸内海の方へ陸が出っ張てる部分を海沿いを回るのではなく山を突っ切る格好で線路が敷かれています。特にすれ違う列車があるわけではないですが、山の中で5分ほど停車することもありました。
大分から1時間ほどして列車は終点の臼杵駅に到着。この臼杵駅とお隣の上臼杵駅の駅名看板には「うすき」の「すき」の部分をハート型にした看板が設置されており、ちょっとした有名ポイントになっています。さて、この臼杵から先は青春18きっぷを使っての旅ですが特急に課金をします。もちろん乗車券も別途購入の上、乗車していきます。乗車する特急は「にちりん号」、宮崎空港行きです。
さて、この区間で特急に乗るかというとなんといっても臼杵・佐伯~延岡間の大分と宮崎の県境区間は鉄道ファンならそこそこに知られている「宗太郎越え」と呼ばれる区間にあたります。この区間は山間を縫うように走り、沿線に住宅もあまり見られないような風景が続きます。
そんな沿線であるために、佐伯~延岡間に駅は複数あるもののこの区間を走る普通列車は1日に数本、それも一部区間では始発列車が終電なんてことも。もちろん普通列車しか乗れない青春18きっぷでこの区間を越えるのは至難の業です。そういうわけもあって「宗太郎越え」という名がつけられています。私は1日に数本しかない列車を待つことはできず、そのまま特急に課金をすることにしました。
宗太郎越え区間は山越えがほとんどとはいえど、夏休みシーズンということもあってか沿線にはそこそこに人も集まっていました。川辺には子供が多くいて、川下りや釣りなどを楽しんでる風景も見られました。おじいちゃんおばあちゃんの家に行った子たちでしょうか、夏らしい風景がみられて少しほほえましかったです。
乗車した特急にちりん号は佐伯を出ると次は延岡までノンストップ、この宗太郎越えの区間が約1時間になります。今回乗車したのは787系の4両編成、787系の中でもワンマン化改造を受けて少しチープな感じがする内装になっています。7両編成や8両編成にある個室やDXシート車はないので、ごく普通の特急車両となっています。途中駅では高校生も多く乗ってきてこの特急が地元の欠かせない脚になっていることがよくわかります。
今回は宗太郎越え区間を越えた延岡で終了とします。ここから先は再び青春18きっぷに切り替えて普通列車で宮崎を目指していきます。ぜひ、次回の記事もお楽しみに。