おはようございます。
さてついに本日分の記事は5月の10連休に利用した「10連休おでかけパス」による近鉄全線走破の達成の瞬間であります。(三岐鉄道、養老鉄道、伊賀鉄道、四日市あすなろう鉄道を含みケーブル線、ロープウェイは除く)
前回までで大阪エリア(大阪線や奈良線、南大阪線など)をすべてクリアし残すは三重県の南、そう伊勢志摩エリアのみとなりました。というわけでさっそく南下します。まず乗車したのは南が丘から731レ(近鉄名古屋7:31発)です。やってきたのはAX13以下6連。このAX13ですが先日検査を通ったものの再塗装はされなかったようでオリックスレンタカーのステッカーがまだ継続中です。
久しぶりの山田線ですが、山田線はカーブも少なく開けた伊勢平野を走るので結構優等各停問わずに飛ばしてくれます。車窓もいい感じで緑が広がっているうえにいい感じで張れているのでとても初夏を感じますね。やっぱりこういう天気に旅に出るといいものです。
さてそんな線路条件もいい山田線ですが、乗っている731レはしばらくしてから徐行し始めました。というのも前を走る普通電車がやや遅れていて詰まっていました。先頭から見ると見事に前を走る電車が見えます。線路も直線なので先行列車がこうして見えるのもの面白いところです。
先行の普通電車に詰まりながら伊勢市までのろのろと運転…。途中撮影地でも有名な宮川を渡ります。この宮川幼いときに洪水したイメージが強いのですが、普段はとてもきれいな川でこの川沿いを歩いてみるのもとても気持ちよさそうです。
3分遅れで終点の宇治山田に到着。宇治山田では前を走っていた賢島行きの普通電車と接続。すぐに発車なのでそんなのんびり宇治山田を見ている暇はありません。
宇治山田からは鳥羽線に入るわけですがこちらも高規格路線。といっても写真はないですが笑鳥羽に到着してこちらでも後続の特急を待ち合わせて乗り換え客を待ちます。さすが近鉄。こういうこまめな接続が気の利いた感じがしますよね。
電車は志摩線に入ります。志摩線は鳥羽からしばらくの間海沿いを走りいかにも海沿いのローカル線って感じがします。周辺の民家も味があって車窓を眺めているのが楽しくなりますね。
船津付近のカーブは有名な撮影地。この日も快晴で撮影日よりだったのでしっかりと撮り鉄がいました。
しばらくはカーブや狭い民家の間をすり抜けて走りますがとあるところから急に山間を走るようになり線路も急に高規格なものになります。こうなれば速度を出しやすく電気ブレーキも使いながら結構飛ばします。
途中には近鉄最大の汚点ともいわれる志摩スペイン村も見えます。さて汚点と書きましたが最近では自虐ネタで集客を狙うほどなのですがこの10連休期間中はかなりの来場者がいたそうで…。賑わって何よりです。
さてそうこうするうちについに志摩線の終点賢島が見えてきました。そしてここで近鉄全線走破達成です。
ぜひ駅に横断幕とか用意してほしかったですね笑それはさておき無事に5日間で近鉄の路線すべてを乗りつくしました。さすが私鉄最長路線の近鉄長かったです。とか言ってるのもつかの間、この後は伊勢神宮に行きたかったので即折り返しました笑