おはようございます。
今年は東京メトロの副都心線の開業から15年、有楽町線の全線開業から35年と節目の年であり、これにあたってメトロでは記念の撮影会を実施すると発表がなされました。副都心線と有楽町線といえば広大な路線網が広がっており、西武や東武、さらには東急相鉄などこのブログではおなじみの路線たちが乗り入れてきます。
そんな中でも今回取り上げるのは副都心線開業時に導入された10000系、元々の営団地下鉄時代から東京メトロに民営化されて初めて開発された車両で、副都心線開業から数年後に公開された名探偵コナンの映画で爆発にあった形式としても有名ですね。現在この10000系は相鉄直通以外すべての直通先の路線の運用を定期で持っており、この直通界隈にいると1度は見る顔です。
そんな10000系も登場から15年以上が経過したことによって細部がちょっとずつ変化していっています。今回はそんな10000系の中でも鉄道界隈では時代遅れになりつつある、3色LED搭載車の写真を持ってきました。10000系の行き先表示機は3色LEDで登場しましたが、2016年ごろから一部編成がフルカラーLEDに交換されていきました。しかし、交換されたのは第20編成の10120Fまでで、それ以降の編成は交換されずにそのままとなりまだ3色LED車として活躍しています。メトロの7000系が引退して副都心・有楽町線系統で最後まで残る3色LED車となりました。もはや3色LEDも古いものと認識されてしまう時代に来ましたが、まだ新しい車両だけに今後また姿が変わっていくのか注目です。