おはようございます。
千葉県を走るローカル私鉄の小湊鉄道、銚子鉄道と今回乗車するいすみ鉄道の3路線はどれも沿線の風景がのどかであるとともに、特に春先の風景が人気の路線ばかりになっています。というわけで今回は以前記事にした小湊鉄道から続けて乗車したいすみ鉄道の全線走破した乗車記を記事にしていきます。
日帰りの1日のみで小湊鉄道からいすみ鉄道まで乗り通したので、小湊鉄道に時間を割いた分いすみ鉄道では途中下車をせずに沿線の風景を眺めながら乗り通すのみになってしまいましたが、沿線には菜の花が広がっておりきれいな風景でした。
上総中野からスタートするいすみ鉄道の旅、小湊鉄道の車両よりかは新しい車両に揺られて旅はスタートします。上総中野を出てすぐのところはそこまで菜の花は咲いておらず、だいたい総元駅を過ぎたあたりから菜の花が目に入ってくるようになります。小湊鉄道の時と違っていすみ鉄道の方は菜の花が線路わきにかなりの長さで咲き続いていることもあり、まさに花道が完成しています。
走っている車両もいすみ鉄道の方が種類は豊富であり、国鉄型の急行用から菜の花カラーの車両までいますが、今回乗車したのはどうやらいすみ鉄道で一番の最新鋭の車両だったらしいです。(おかげで運転台もかなり最近の車両ぽ差が出ているなとは思いましたが、、、)最近ですと、国鉄急行型のキハ28の引退が発表されたこともあり、また注目が集まりそうなところでもあります。
途中の大多喜駅では関係者が横断幕をもってきて列車の見送りをしていました。訪れた日はちょうど菜の花の見ごろシーズンかつ連休でもあったため観光客の多さは尋常じゃない量で、列車も積み残しが発生するほど。これで後々社長がお詫びのプレスを出すほどで炎上に近いものにもなりましたが、現場の方々の歓迎ムードはやはりすごかったですね。
列車は1時間ほどで終点の大原駅に到着、大原ではJRの外房線との接続駅であり、前回の小湊鉄道の起点であった五井から房総半島の内陸部を横断する形で乗り継いできたことになります。今回乗車した際に使った『房総横断記念乗車券』はいすみ鉄道と小湊鉄道共通の乗車券で、折り返し乗車のみが禁止でそれ以外は区間内どこも乗り降り自由なので、今回みたいに全区間乗り通しながら面白いポイントだけ下車するという際には比較的向いてるきっぷになるかと思われます。
これにて小湊鉄道に続きいすみ鉄道も全区間走破しました。千葉県の鉄道は大手だと京成、ローカル線だと存続が危ぶまれている銚子鉄道などがまだ乗車したことがないところになるので、次回あたりはここら辺にも乗りに行きたいですね。あとは、今回はいすみ鉄道は特に乗り通すだけで終わってしまったので、途中下車して菜の花や桜などの沿線風景も楽しめればと思います。ちなみに、これだけ自然が深いとやはり紅葉もきれいらしく、小湊鉄道のエリアにはなりますが、養老渓谷なんかはハイキングコースも設定されており紅葉狩りには最適なところなのではないでしょうか。ぜひ行ってみたいですね。今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。