おはようございます。
寝台列車は今やサンライズのみが定期運行として残っているのみであり、すっかり廃れてしまいました。しかし、それでもサンライズの人気は根強く、行楽シーズンは特に下りでの乗車率が満席になるほど、さらにはときには臨時列車も走るのでまだしばらくは活躍をしてほしいものです。
今回はそんなサンライズのうち瀬戸に乗ってきたものを記事にしていこうと思います。今回乗車したのは上りの高松発東京行きのサンライズですが、東京から岡山、高松、出雲市行きの下りは満席になりがちですが、上りは結構ギリギリまで空席があるため比較的きっぷを確保しやすいです。
今回は18きっぷで西の方まで進んでいき、最後に瀬戸大橋を渡って四国に上陸し高松からサンライズに乗る計画でした。乗車自体は岡山からでもよかったのですが、上りのサンライズに乗るからにはできるだけ早めに乗車して寝る時間を確保したいと思い高松まで向かうことにしました。サンライズに始発駅から乗るのはこれが初めてです。これまで3回ほど乗ってきましたが、米子や横浜、姫路などからの乗車でしたので、始発駅からゆったり乗れるのはこれが初めてです。
久しぶりの四国上陸を果たしたものの、特にどこかへ行くこともなく高松駅周辺で少々時間をつぶすことに。ホームに停まっていたJR四国の電車や近くにあること電の駅を見てこれまた乗りに行きたいものが増えたので、次回は下りで高松までやってきて四国1周旅もしてみたいですね。
高松を21:26に出る上りのサンライズ瀬戸、1時間程度で岡山に着きますがその手前で瀬戸大橋を渡ります。今回はこの瀬戸に始発から乗るために瀬戸大橋を渡っているので、四国に上陸するときも離れるときもすっかり真っ暗になっていたタイミングでした。なので、写真を撮れるはずもなく風景を見られずただ走行音からひたすら橋を渡っているなという感じしかしなかったです。
岡山に到着後はあとから到着するサンライズ出雲号との併結を行うため少々停車します。毎晩行われている連結作業ではありましたが、サンライズということもあってか見物客は非常に多いもの。
業務の効率化などでいろんな路線で営業列車での連結切り離しというのは自動化やそもそもそういう列車の廃止などで人の手で行われる風景が見られなくなりつつあるため、こういう風景はやはり見ごたえありますよね。日中を通して見られるところであれば、ほかにも京急や近鉄などで見られますが、どこも作業員の声に合わせて列車が動き出したり幌がつなげられたりする光景は面白いものです。
さて、サンライズに乗る際に注意しなければいけないものといえば、何といっても食料と飲み物の調達。ご飯に関してはサンライズ出雲の出雲市や米子から乗車とかでなければ時間的にも夜ご飯食べてからの乗車が多いかとは思いますが、それでも車内は空調などが聞いてることも多く意外と喉が乾燥します。私はすでに飲みかけていたペットぼっとる1本に加えてお茶と水を買い足し合計3本体制で乗り込みました。
サンライズ瀬戸に乗れば先の岡山での連結作業前に到着し、出雲の到着を待つために停車時間が少々あり買い物もできますが、出雲側に乗車すると岡山で買い物する時間はなく、車内に自動販売機はあるもののコスパはよろしくないので事前に買っておくのが断然おすすめです。とはいえ、慣れると買いすぎてもよくないです。気づけば深い睡眠に入っていますから・・・
上りのサンライズのいいところは出発時間が早いところだと思います。その分、乗車してから車内でゆったりして、眠りにつくことができます。下りの東京発だと始発の東京から入線直後に乗車すれば比較的早い段階で乗車できますが、22時前に出発になり、岡山到着は翌朝6時半のため乗車してから結構バタバタしながら寝て起きても結構ギリギリなんてこともありますが、高松や出雲市から乗車すればかなりゆったりしたうえ、横浜で降りたとしても6時半前に起きても余裕なのでかなりのんびりできます。
まだ、サンライズを使うようになってから3年しかたっていないにわかオタクではありますが、意外と西方面の旅には愛用するようになった列車だけにまだまだなくなってほしくないですし、なくなるまでにいろんな乗り方を試してみたいですね。最後まで、ご覧いただきありがとうございました!