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《東急など》【先に作っちゃった?】本家本元のノウハウで先に作っちゃった車両たち

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今日の記事は直通先の車両をまねたような車両たちの話題です。実はこれらの車両は…
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 こんばんは。

 

 東における相互直通運転では直通運転の規約として車両の性能を統一するというのが基本的なスタイルになっています。最近で一番それを感じることができるのは日比谷線東武スカイツリーライン(及びその先の日光線の一部)で行われている相互直通運転で、車両が18m級3ドア車から20m級4ドア車へ一斉に置き換えが行われましたが、車両の仕様は統一、というか瓜二つで塗装と内装のデザインがそれぞれの会社オリジナルになっているぐらいにまでになっている。こうして車両の性能だけでなく見た目までそっくりになっている例が多く見られます。

 

 そんな中でも直通運転を行っている会社で車両の製造を行うとき、ノウハウは相手会社のものであるにもかかわらず、本家本元の車両が出る前に直通先の会社が先に車両を製造したなんていう例がいくつか存在します。今回はそんな車両を3つ取り上げていきます。

 

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Y500と5050系の並び、見た目はもう色違いとしか思えない人も多いでしょう。これでも微妙に寸法などが違うんです。
 横浜高速鉄道は多くの方がご存知の通り横浜のみなとみらいを中心に走るみなとみらい線を主に運営する会社であり、2004年に東急東横線相互直通運転(ほぼ一体化)を開始したタイミングで開業しました。開業時から現在に至るまで運行形態が東横線と一体的に行われていることから、ほぼ東急の端くれみたいなところがあります。そんなみなとみらい線で用意された車両がY500、その車両は当時東急田園都市線向けに製造されていた5000系とほぼ同じ構造、規格の車両になっています。
 
 今でこその運用面でも東急車と区別なく運用されているため、東横線で主力となっている5050系の色違い版みたいな感じになっています。しかし、実際に先に登場したのはY500でした。5000系こそ製造されていたものの5050系はY500とタッチの差で遅れて登場することになりました。もちろん東横線と運行を一体的にすることからこれから先主力となる東急車に合わせた形で製造されたので当たり前といえば当たり前ですし、そこまで製造開始のタイミングにずれはないので機器面等の統一を図る意味で協議のうえで製造された可能性が十分に高いですが、それでも東横線の5050系より先に登場と考えると面白いですね。とはいえこの形式の場合Y500が田園都市線の5000系に合わせて5050系よりも先に登場したことは行き先表示機が5000系初期編成仕様であったり車体寸法も5000系仕様(5050系は少し大きくなっている)ということを考えると、先に登場したこともすぐにわかるはずです。
 

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小田急の地下鉄直通用に製造された4000形、ややオリジナリティはアリながらもE233系に近いですね。

 

 続いては小田急4000形、こちらは小田急に2007年から走り始めてる地下鉄千代田線直通にも対応した車両です。その内装はともかく、見た目や機器類はJRのE233系とかなり近しいものがあり、E233系4000番台などと揶揄されることも多々あります。実際に千代田線を介して相互直通運転を行っている、JR常磐線からやってくる車両はE233系2000番台で似たような車両が行き交っています。

 

 もちろんこれらの2形式はE233系(もしくはそれと同等の形式)ではありますが、千代田線内を走行する関係上ストレート車体で前面に非常扉があることなどそれまでのE233系とは見た目が大きく異なることは書くまでもないでしょう。これらの2形式ですが、たいてい4000形E233系のパクりだと言われます。確かに機器面ではE233系0番台が一番最初2006年に登場してるので、パクった(まあ機器面で統一をしたという表現が正しいでしょう。)ということになります。とはいえ、地下鉄直通に合わせたデザインは4000形の方が先に登場しています。E233系自体は登場したのちに製造された形式ではありますが、実は「4000形に似たE233系2000番台」と言えるでしょう。

 

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直通運転開始後は本家E233系との並びも日常的になりましたが、11000系の方が先に登場しています。

 

 これはもう有名な通り相鉄の中でも悲しい形式として最近取り上げられることも多い形式です。そして、JRの性能に近い車両を製造している私鉄各社の中でも群を抜いてノーマルなE233系に一番近しい形式といってもいいでしょう。内装などは当時の相鉄らしさはあるものの、外観から機器面まで何から何までE233系。それもそのはずでその当時から計画されていた相鉄とJRの直通線に合わせてJR企画で製造された形式です。

 

 しかし、製造当時は今直通運転を行っている埼京線ではまだまだ205系天国。その当時を考えると、本家本元のE233系は増殖こそしていたものの、直通先ではまだ製造どころか製造の発表すらされていない時期でした。そして、11000系製造から3,4年後にようやく埼京線205系からE233系7000番台に。それまでの段階でE233系も若干ながら変化があったり、機器面でも埼京線にATACS導入などによって結局直通線にはE233系の足回りだけど車体はE235系よりの12000系が用いられることになりました。ともあれ、11000系は悲しい形式ではありながら相鉄が力余ってか勢いで直通先で走る車両よりも先にJR型の新しい車両を作ってしまったという経緯があります。

 

④まとめ

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埼京線関連ではりんかい線が209系仕様で用意したのに205系が10年以上直通した挙句に今は古いモノ扱いになってるのがちょっと不遇ですね笑
 
 いかがだったでしょうか。どれも相互直通運転用もしくは直通運転に向けて製造されたということもあるため仕様の統一がなされているために直通う相手先に合わせた車両を作るのは当たり前になっており、またそれに備えて事前協議なども行われているはずなので、登場したのが後か先かの違いぐらいで似たような車両が登場するのは必然みたいになっています。とはいえ、相手さんの他路線ですでに導入されている車両を直通先で実際に走る形式よりも先に製造されるというのはなんだか不思議ですね。
 
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