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《東急》元町・中華街に10両編成4本分の引き込み線が!それによるメリットは?

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ちょっと前に話題にもなったみなとみらい線車両基地計画、そのメリットとは???
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 こんばんは。

 

 年ごろから話題に上がり始めたみなとみらい線元町・中華街駅の先に建設予定の車両基地。先日具体的にどのような車両基地になるのかのニュースが出ておりましたので今日はその車両基地が出来ることによってどれだけメリットがあるのか考えていきたいと思います。そのために前提として東急東横線みなとみらい線の運行形態を少しばかり解説していきます。

 

東横線の運用形態

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2013年から10両編成も走り始めた東横線、まだ運用上のネックになっていることが多そうです。

 

 東急東横線は2013年に副都心線との相互直通運転を開始し、その先西武池袋線東武東上線相互直通運転を行っているのは有名な話です。そしてその直通運転を機に東横線では初めて10両編成の営業列車が運転されるようになりました。逆に言えばそれまでは8両編成のみでの運転で直通運転に合わせて優等列車の停車駅が10両編成対応工事を行っています。(各駅停車のみのホームでも10両分のホームが確保されている駅が多いですが柵の設置や建造されたままの状態で放置されているところばかりです。)

 

 そんなわけで現在東横線では特急と通勤特急はすべて10両編成、急行は日中が8両メイン、朝夕が10両編成多め、各駅停車すべて8両編成という構成で運転されています。各駅停車のみしか止まらない駅(代官山、祐天寺、都立大学etc.)は8両編成の電車しか停車できない構造になっているため、ダイヤが乱れたときに10両編成が東横線に入ってきても急行か特急として走らせないといけません。そんな中で一番ネックになっているのが元町・中華街駅

 

 東横線は横浜方でも2004年からみなとみらい線相互直通運転を行っておりみなとみらい線東横線とほぼ一体化されており、むしろ東横線をあまり利用しない人からすれば渋谷~元町・中華街東横線という認識の人も多そうです。そんな横浜方の終点である元町・中華街駅は1面2線のシンプルな構造です。そんな駅で毎時16本の電車が折り返しているわけなのでJR東日本中央線快速電車の東京並みに忙しい駅だと思います。

 

元町・中華街の引き込み線ができると・・・

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立派な地下駅のみなとみらい線元町・中華街駅。現在はここで線路が止まっています。

 

 そしてここでさっきの10両編成と8両編成の話題に、何度も書いているように10両編成は東横線では特急(通特含む)か急行でしか走らせることができません。そのため現在の運用も10両編成が元町・中華街で折り返すときも優等から優等に折り返すように設定されており、その制限があるゆえに1分ほどで折り返さなければならない列車なども見られます。

 

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東横線の配線図です。ところどころに渡り線がありますが、本線上での折り返しはあまり行いません。

 

 平常通りの運行であれば所定通り動かせば可能にはなっているのですが、ダイヤが乱れたときが一大事です。遅れをもって10両編成が元町・中華街までやってきても折り返す電車は優等にしなければなりません。しかも元町・中華街は1面2線でひっきりなしに電車がやって来るのでホームに優等列車が発車するタイミングまで時間が空く場合、車両を置きっぱなしするのは大変非効率です。そのためにこれまでだと10両編成の優等列車はダイヤが乱れたときたいてい武蔵小杉止まりにさせられて、そのまま元住吉の車庫に一回入庫、再度武蔵小杉始発の渋谷方面の優等として折り返すということをしていました。(上の配線図を見てもらうとわかる通り、菊名では8両編成のみが折り返せるのですが10両編成はホーム上折り返し以外は武蔵小杉で引き込むしかないのです。またホーム上での折り返しはそれなりに時間がかかるのでダイヤが乱れているときは基本的に行わないようにしているようです。)

 

 これが原因で武蔵小杉より先へはほぼ各駅停車しか動かずに通常よりも時間がかかってしまうということがよくありました。しかし、元町・中華街の奥に引き込み線を設置することにより10両編成の電車がダイヤが乱れている中到着しても、折り返し調整で一度引き込み線に入り再度出庫させて10両編成に優等列車として元町・中華街から運転することが可能になります。今回発表されたのは10両編成4本分の留置線ということですが、これが建設された暁には東横線の10両編成の運用もかなり柔軟に組めるようになりダイヤが乱れてもこれまでのように武蔵小杉などで降ろされず横浜までスムーズに移動できる可能性が出てくるのです。

 

 さて最後にちょっとばかし留置線を活かした将来のみなとみらい線を考えてみました。それは元町・中華街で乗降分離をするというものです。これはよく地下鉄などで見られるものですが、1番線を降車専用にし、降車が完了したら一度引き込み線へ入って再度2番線の乗車ホームに入線するという形を取ることも見据えているのではないかと思います。みなとみらい線横浜駅みなとみらい駅でよくポスターで見かけますが、座りたいがためにいったん元町・中華街まで行ってそのままその電車で座って折り返してくるという迷惑乗車が多く見受けられるとのことです。無賃乗車なので犯罪になるのですが、取り締まりも難しく完全に摘発できない状態です。(しかも質の悪いことに横浜など東横線からの定期しか持っていない人がすることもあり全くみなとみらい線の収入になっていないという現状もかなり憂慮すべき問題なのでしょう)

 

 しかし引き込み線が完成し、先ほど説明したような乗降分離を徹底すればそういった迷惑乗車もかなり減少させることができるのではないでしょうか。その分降車確認のための要員が必要になってくるのですが…

 

 さて元町・中華街の先にできる車両基地らしきもの、東横線系統のダイヤの制約をかなり取っ払ってくれる予感なのでちょっとばかり楽しみです。

 

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