おはようございます。
相鉄の新7000系が引退してから1週間、新たな日常が当たり前かのように最古参となった8000系中心に今日も乗客を運んでいます。
さて新7000系が引退したことで相鉄の特徴的なものがなくなったということが多かったですが、それでもまだ相鉄に残っているものがあります。
その1つである「幕式表示機」に今日は注目していきます。
相鉄の幕式車両は8000系の前期車と9000系第2編成以前の車両にまで搭載されていました。しかし、8000系前期車と9000系の第2編成はリニューアルや行き先表示機の交換で幕式は消滅しており新7000系が引退したことで行き先表示機に幕式を採用しているのは9000系の第1編成のみになりました。
なのですが、実は幕式はまだ9000系の第1編成である9701×10以外にも残っています。
それが8000系の8701×10と8703×10の運行番号表示器です。8000系の最初の3編成は行き先表示機、運行番号表示器ともに幕式で登場し、現在は行き先表示機がフルカラーLEDになっていますが運番の方はまだ幕式のまま残ってます。
ちなみに8000系の第4編成以降はマグサイン式の運番表示で9701×10も行き先表示機は幕ですが、運行番号はマグサイン式です。
この幕式を搭載している編成たちはそろそろ引退が近づいてきており特に8703×10は今年の夏ごろに故障が頻発したことから次の離脱候補にも挙がっています。
こうしてみると相鉄も沼が深いですがまだまだ登場時の名残を残している編成もいることがわかるので新7000系がいなくなった今記録していきたいのはこれらですね。
9701×10は最後の行き先表示機幕式として注目されていますが8000系の方はどうしても注目されないので相鉄に来た際は貴重な幕式運番表示機をぜひ記録してみてください。貴重なものになるはずです。