おはようございます。
東武から直通してくる車両というものはどうも東急線内では嫌われる傾向にあるようで、これまでにも東武は嫌われ者!みたいな書き方をしてきてしまいました。とか言いながら今日もそんな話題で…
今日は50050系の前期車です。50050系は東武スカイツリーライン~東京メトロ半蔵門線~東急田園都市線直通用に製造された車両ですが、導入当時に東上線で順次導入されていた50000系の改良型といえる車両で現在は18編成が在籍しています。
そんな中でも51051Fから51060Fまでが前期車というグループに含まれますが、ここまでの編成は当時主流であった開閉不可能な窓を中心に配しており、屋根上には換気口のような装置も取り付けれていました。
しかし、2006年ごろに京浜東北線の209系が立ち往生した際にその換気性能の悪さから窓は開閉可能にすべきという風潮に変わり、50050系の前期車も1両あたり大窓4枚を開閉可能なものに交換されました。しかし、その窓も金具の操作が必要な窓になっており昨今のコロナによる窓開け換気の際は結構乗客が明け方開け方に戸惑っている光景が見られました。
また座席なども後期車よりも固いうえに座面の角度がほぼ直角のため、長時間の着席は腰や背中に大きな疲労感を与えるらしくどうしても不評のようです。むろん登場してからまだ15年程度なのでしばらくは直通系統で活躍するでしょうね…笑