おはようございます。
今日の記事もまたもや乗り物チャンネルさんがアップした動画に便乗していきたいと思います。その動画は先週の金曜日にアップされていた「電車のスカート」についての話題です。
電車には線路上に万が一障害物にあった時に車両の下に巻き込まれないように排除するための装置が付けられており、ファンの間では「スカート」と呼ばれています。
最近の車両はほぼ間違いなくそのスカートが取り付けられており、一部車両にはスカートがもはや車両の顔のデザインの一部のようになっている車両もあります。乗り物チャンネルさんの動画で取り上げられていた東急の2020系なんかはそうだと思います。
そんな中で今でもスカートを取り付けていない車両がいたり、最近まで走っていたりしました。今日はそんな車両をピックアップしていきたいと思います。
1枚目に取り上げたのはJR東日本武蔵野線の205系、通称「メルヘン顔」です。この205系は武蔵野線のために製造された生え抜き編成ですが、登場時から昨年JR東日本から撤退するまでスカートが取り付けられずに活躍していました。現在はインドネシアに譲渡されてスカートが設置されているようですが、つい最近まで顔だけ見ればかなり原型に近いまま運用されていたのではないでしょうか。
2枚目は最近すごく話題になった東急田園都市線の8500系8606Fです。田園都市線を走る8500系は現在最古参として置き換えが進んでいますが、登場時こそスカートはありませんでしたが十数年前に順次取り付けが進みました。しかし、その当時5000系に置き換えが計画されていたため、初期車を中心に設置が見送られましたがなんやかんやで8606Fは生き残ることとなり、スカートの設置もされずに活躍してきました。そんな8606Fも今年の5月に運用を離脱し、スカートのない8500系は見納めとなりました。
3枚目は今なおスカートが付けられずに活躍している相鉄の新7000系です。こちらもスカートが取り付けられずに現役で頑張っています。ただここ数年での置き換えは決まっているので、首都圏で見られる数少ない現役のスカート未設置車なのでぜひ記録してみてはどうでしょうか。
スカートの有無は会社ごとに違いますが、乗り物チャンネルさんで取り上げられていた第三軌条方式の路線であったり踏切の少ない路線であったりと少しばかりか特徴はありますが、もちろん例外も多く東武鉄道なんかもスカートのない車両が多かったりします。
こうしてみてみるとスカートを取り付けた車両の方がやはり新しいという感じがしますが、スカートがない車両はそれはそれで味が出ており、男前の顔のように見えます。電車に乗る際は電車がホームに入ってくるときにちょっとでも顔を見てみるのも楽しいのではないでしょうか?