おはようございます。
この前の金曜日に田園都市線所属の8626Fが運用を離脱し恩田へ廃車回送されました。8626Fの最後の運用はどうやら5月18日月曜の夕方出庫の運用だったようで今週は運用に一切つかずに金曜日に廃車されたことになりました。
さてこの8626Fの離脱により8500系の13次車と呼ばれ車両が完全に東急から消えたことになりました。8500系は製造年数が20年にもわたったために製造時期によって車体の仕様が異なるのですが、今回消滅した13次車は非常に特異的な存在だったと思います。
というのもこの13次車というのはちょうど非軽量ステンレス車から軽量ステンレス車への過渡期に製造された形式であり、車体側面から屋根上にかけてのつくりが非軽量とも軽量とも大きく異なっており目立つと思います。
この13次車は先日離脱した8626Fは6号車にデハ8843として組み込まれていましたが、ほかにも最近までは3月に離脱した8625Fの6号車にデハ8842が、また今月11日に離脱した8606Fの3号車にサハ8947が13次車に当たりました。もっとさかのぼると8607Fや8624Fもそれぞれ06Fや25Fと似たような組成だったそうですが。
特に8625Fと8626Fはともに非軽量車を先頭車としながら中間車はこの13次車を1両ずつ組み込みさらに軽量と非軽量が交互につながっている部分もあり屋根上のちぐはぐっぷりを見るのが面白かったです。特徴的な車両がまた1つ消えましたね…お疲れ様でした。
※Twitterのフォローもお願いします。→@mgk4109_naechan