こんばんは。
今年に入って田園都市線の8500系から特徴ある2編成が立て続けに廃車となりました。その編成が8616Fと8634F、この2編成に特徴的なのはやはり側面の行き先表示機がフルカラーLEDになっているということでしょう。これは2000年代後半ぐらいに一部編成がまとまって試験的にフルカラーLEDに交換された名残り?であり、前面こそほかの8500系と同じ3色LEDですが、側面は5000系と同じような表記をするのでなかなかに面白い編成でした。
ほかにもこれらの2編成は特徴的な点があり、8634Fはなんといっても赤帯ということでしょう。かつてのTOQ-BOXのラッピングをまとった編成であり、それもあってなのか車内のドア上旅客案内LED表示機やドアチャイムが8637Fとともに設置されており、ちょっと8500系らしさが薄れる編成でもあります。8616Fはというと中間に非軽量車が軽量車に挟まれるという8630Fや去年まで生きていた8625F、8626Fみたいな凸凹っぷりが特徴でもありました。一度に2編成続けて引退した理由としてはやはり3月の改正で運用数が減少しており、既に2144Fまで製造のめどがしっかり立っていたことなどなど、運用数的にはもう1編成離脱してもおかしくない状況ですので、かなりハイペースだなと感じてしまいます。
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