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《旅日記》【乗車記◆私鉄全線走破旅◆】西鉄編~都心近くを走る2両のワンマン電車へ~

日本で一番西を走り九州で唯一の大手私鉄である西鉄こと西日本鉄道、いよいよ全線踏破編向かいます。

 おはようございます。

 

 手私鉄の全線走破旅、今回は一番西にある西日本鉄道こと通称「西鉄」に乗っていきます。西鉄といえば関東にいた人間からするとなんとも地味な存在だったのですが、いざ九州に来てみるとやはり大手私鉄ということもあり、その存在は沿線地域にといっては非常に重要なものであることが感じ取られます。

 

今回乗車する西鉄貝塚線の主役である600形、色がかつての特急専用車両と同じになっています。

西鉄貝塚線の終点である西鉄新宮駅、非常に小ぢんまりとした雰囲気です。

 

 今回まず乗車していくのは西鉄貝塚線です。貝塚線福岡市営地下鉄箱崎線との接続駅である貝塚駅から福岡市東区を北上していくように西鉄新宮駅へと向かう路線です。かつては西鉄新宮から先も線路が伸びていて「西鉄宮地岳線」と呼ばれていたそうですが、2007年に西鉄新宮以遠が廃止となり今のような形になったようです。(大手私鉄廃線としては割と最近なんだなと調べてて思いました。)

 

西鉄新宮駅周辺は住宅地が広がっておりコンビニもないですが、近くにあるパン屋のパンがおいしかったです。

単線ですが右側にもう1本線路を引くスペースがあるようにも見えますね。

 

 西鉄貝塚線は基本的に2両編成のワンマン列車が15分間隔で走っており、全区間が単線になっています。使用されている車両は600形と呼ばれる、いかにも本線から飛ばされてきて支線で生きながらえてると感じられる車両です。実際にかつては本線である西鉄天神大牟田線で活躍していましたが、新型車両に置き換えられる形で今の貝塚線へとやって来たようです。

 

和白駅ではJR香椎線と並ぶことになりますが、向こうは本数も少なく非電化です。

香椎花園前駅はかつて2面2線でしたが、片方ホームが撤去されたため不思議と線路が2本並んでます。

 

 単線なので乗っていると何駅かで列車の行き違いがみられます。線形はよく線路状態もさすが大手私鉄ということで整備がきちんとなされており、JRのローカル線なんかよりもずっと乗り心地はいいものです。走る区間を見てもところどころ複線にもできそうな区間もあり、複線も見据えた用地確保も行われたように思います。

 

かしいかえんの名残でしょうか、香椎花園前駅周辺には遊園地ぽい風景が見られます。

 

 貝塚線沿線には西鉄グループが運営していた「かしいかえん」と呼ばれるテーマパークが存在しており、調べてみるとどうやらシルバニアファミリーの世界観を取り入れたテーマパークだったらしいのですが、2021年末で閉演してしまったそうです。駅の感じのもどことなくかつての志摩スペイン村の最寄り駅だった近鉄志摩磯部のごとく「兵どもが夢のあと」という雰囲気が漂ってました笑

 

香椎を過ぎ千早付近になるとすぐそばをJRが走るようになります。ちょうど813系がやってきました。

単線かつ15分間隔での運転なので行き違いできる駅の大半で行き違いの待ち合わせをしていきます。

 

 そして、この西鉄貝塚線の面白いところは、JR鹿児島本線及びJR香椎線と並走する区間が多いものの本数は西鉄の方が多く、福岡の中枢部である天神へのアクセスはJRよりも西鉄の方が多いこと、さらに終日2両のワンマン運転のため朝のラッシュ時は大手私鉄の中でもトップを誇る混雑率だということ。私はその時間帯に乗ったことないですが、貝塚線の走る福岡市東区は比較的宅地開発が今でも進んでるイメージなのでそれなりの混雑はするんだろうなと思います。

 

終点の貝塚に到着、近くをJRが通っていますが面白いことに地下鉄と西鉄の接続駅の近くにはJRの駅がありません。

 

 ちなみに香椎から貝塚に至るまではほぼ西鉄とJRが並走する形となりますが、西鉄の方が駅数が多くなっており、そばをJRがそこそこのスピードを出して通過していきます。ちなみに、ここら辺は博多へ出るならJR、天神に出るなら西鉄とうまく使い分けられています。今回は西鉄貝塚線の終着駅である貝塚駅に到着したところでいったん終了します。また次回へ続きますので、ぜひ次回もご覧ください!!!

 

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