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《旅日記》【乗車記】川越線で残る最後の異端児2編成、りんかい線の顔に乗ってきた

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トウキョウリンカイコウソクテツドウリンカイラァインで知られる70-000形からの編入車、異端児中の異端児です。
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 おはようございます。

 

 王子と高崎を結ぶ八高線、その路線の中身を見てみると実態は八王子~高麗川~川越系統のものと高麗川~高崎系統のものに分かれるのは有名な話ですね。八王子口は川越線の川越以西とほぼ一体的な運用を組まれ電化されているので電車が走りますが、高崎口は非電化のためキハ110による気動車で運転がされています。今回は八高線電車区間で最後の活躍を見せている209系の乗車記録になります。

 

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川越で埼京線方面からの電車を待ち受けるハエ71編成、

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209系の車内、コスト削減が図られたんだろうなと思えるおが実際に乗るとわかります。

 

 八高線及び川越線を走る車両は基本的に4両編成であり、一応寒冷地対応の半自動ドア対応の車両が導入されており、中古車センターみたいになってはいますが電化時には209系3000番台が新製車として直接投入されたことがあり、非常に冷遇されているというほどでもない気はします。そんな八高線E231系209系500番台からの転属改造車によって置き換えが進められたものの、ワンマン化工事に伴う予備車確保のために異端児の209系2本が今もなお活躍しています。

 

 それが209系3100番台、見た目はJRが投入したどの209系ぽくない顔になっています。それはかつて東京臨海高速鉄道りんかい線で活躍していた70-000形からの改造編入した車両なのです。元々4両編成から始まった70-000形、10本いたものの10連化の際に8編成になったため余剰となった車両がJRに譲渡されそのまま八高線で活躍しています。そして、ハエ71編成とハエ72編成となったわけですが、ハエ71編成は両先頭車の「クハ」のみが70-000形からの編入車。中間電動車はというと転属のタイミングで追加製造された新造車であり、どの209系よりも新しい電動車で国内でもほぼ最後と言えるぐらいのタイミングで製造された三菱製GTOを搭載しています。

 

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ハエ71の1号車と4号車のドアは70-000形と同じくステンレスむき出しではないのが特徴です。

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ハエ71編成の2号車と3号車はほかのJRの209系と同じくステンレスむき出しのドアです。

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70-000形と標準的な209系の愛想を足して割った感じの内装、わかりにくいですが化粧板は70-000形に近いです。

 

 おかげでハエ71編成の内装は70-000形時代の車両と209系として新造された車両で若干内装が異なります。大まかな化粧板などは似たようなものになっており、座席も新造車の方が70-000形のものに合わせたものになっています。それでも、ドア周り中心にJRで製造されたほかの209系に即したために70-000形とは違うところがちょくちょく見られます。

 

 さて、この209系3100番台ですがワンマン化工事も大詰めを迎え、来春までには引退がほぼ決定的になっているためこの冬が最後の乗車チャンスになるのではと思います。内装のちぐはぐさで言えばハエ71編成が面白いですが、ハエ72編成も70-000形で揃った編成で70-000形で唯一の機器未更新車となっているので貴重な存在でしょう。JR東日本の首都圏全体で見ても、未更新の209系はここの2編成と中央線の209系1000番台のみなので絶滅寸前になっています。ぜひ、これからは空調の音もなくモーター音を楽しめる時期になりますので最期の209系を楽しみに行ってみてはどうでしょうか???最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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