おはようございます。
地方のローカル線は今度のコロナウイルスの影響で沿線住民の利用も少なくなり、遠方からの鉄道ファンなどの来訪も激減しているのでどこも経営がかなりきつい状況になってしまっています…
だからこそ今の時点で面白い鉄道会社に関していろんな情報を得ておくのがいいのではないかと思います。というわけで私も8月中は近場を中心にいろんな所へ出かけました。(もちろん感染症対策も忘れずに)
今回取り上げている岳南電車ですが、先日記事にしたものをツイートすると岳南電車の広報ともいえるアカウントから反応をいただき、それなりに記事を見てもらえたのではと思っています。感謝感激です。ぜひULRL貼っておくので「岳ちゃん」のTwitterフォローしてみてください。きっと岳南電車に乗りたくなりますよ。
さてJR東海の吉原から分岐していく岳南電車。岳南原田から比奈にかけては富士の街の工場地帯をすり抜けていきます。製紙工場が広がる地帯ですが、電車の目の前に煙突が見えるほど。
そしてそのまま工場の真ん中を通り抜けていきます。最初見たときは「こんなところを一般利用者が乗車する電車が通過していくのか」と思ってしまいました。スピードなどは別として迫力はジェットコースターみたいです。
そして工場を抜けた先にある比奈駅は貨物なども取り扱っていた跡のように広い敷地が広がっています。それでも現在使用しているのは1面2線の岳南電車のみなのでちょっと寂しいですね。
そして到着したのは岳南富士岡駅。ここは岳南電車の車庫がある駅で、予備編成として1本が留置されています。最初はてっきり下の写真にあるオレンジ色の車両が予備編成下と思ったのですが、どうやら下の写真のオレンジの車両はすでに廃車扱いとなっているようです。
そして工場沿線ということからかつては貨物扱いもあったようで電気機関車も動態保存されています。(調べたら貨物は今はなくなったとあったのですが間違っていたらすみません…)
車庫を固めに岳南富士岡駅を発車していきます。小さな鉄道会社ですのでローカル線ならではの揺れがあったりしますが、それはそれで大変面白いものです。
須津、神谷と停車すると終点の岳南江尾駅に到着します。吉原を出てしばらくしたところで東海道新幹線とクロスしましたが、終点の岳南江尾駅の手前でも東海道新幹線とクロスします。
そして運がいいことにちょうど新幹線が目の前を通過していきます。そしてそしてなんと通過していったのは最新型のN700Sではありませんか。ドクターイエローまではいきませんが、まだまだ本数が少ない中ですのでそれなりに奇跡なのではないでしょうか。
岳南江尾駅も非常に小さな駅です。それでもしっかり味のあるローカル線らしい駅で、ちょうど誰もいなかったのでのんびりとしてしまいました。
そしてここでも富士山が見れるはずなのですがあいにくの曇り空。とはいえ夏真っ盛りなので大変暑いです。比較的風通しが良かったのがまだよかったのですがね笑
そして駅には伝言板が。何も書かれていなかったので、記念に書かせていただきました。もちろん誰かにあてたメッセージでもないのですぐに消しましたけどね。
さて岳南電車をとりあえず乗り通しました。とはいえ11駅分しかないのでおよそ30分ほどで乗り通せますけどね。沿線の風景は住宅街が広がっていますが、その中に富士山とその周辺の山、反対側には広い田んぼが広がっていたりするので眺めているだけで落ち着きます。
まさか11駅乗り通すだけで記事2回分になるとは笑それだけ沿線が面白いということなのかもしれません。まずは身近なところからちっちゃな鉄道路線に乗ってみると思わぬ発見があったりのどかな雰囲気に魅了されたりと楽しいことがたくさんあるかもしれません。
このようなご時世ですのでまだまだとてつもなく遠くに出て、というのは難しいかもしれませんから近場を改めて見つめなおしてみてはどうでしょうか。最後までご覧いただきありがとうございました。ちなみに岳南電車の記事はもう1本ぐらい書くつもりです。
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