おはようございます。
東武の新系列?である50000系列。それまでの東武の車両とは大きく変わった仕様で日立製作所特製のA-trainが用いられています。
東武といえばそれまでは茶色の帯が通常でしたが、この50000系列はオレンジがシンボルカラーとして配色されています。
その50000系列の難点といえるのが行き先表示機でしょう。これは多くのところで言われていますが、直前に導入された30000系は半蔵門線・田園都市線直通用に製造されその対応のためかとてつもなくでかい行き先表示機が設置されていました。
しかし50000系からはなぜか30000系の半分程度の大きさとなり、自社駅の「東武動物公園」や直通先の「元町・中華街」などはどうしてもかつかつな表示になってしまいます。
そして何より弱点なのが行先表示とともに交互表示される号車表示。首都圏の車両だと多くが車両側面に号車番号ステッカーなどが貼られていますが、この50000系列はステッカーがなく行き先表示機のLEDを行先と号車番号交互に表示するようになっています。
柔軟に対応できそうに見えて50000系列はすべて10両固定編成。号車の番号が変化することはなく、ステッカーでもいいのになぜだかこのような仕様になっています。そのために行先を見たいときに号車番号が表示されており、案内サービスの質が低下してしまっているように感じてしまいます。
ましてや東横線。副都心線直通用の50070系は肝心の種別と行先の表示が3回に1回しかないのでむしろ行き先を確認する方が難しかったりします…